2025年11月13日(木曜日)
11.13. LABO府中店と、新店LABO国分寺町店。
東京に出てくる用があったので、
LABO府中店と、新店のLABO国分寺町店に行ってきました。
まず KeePer LABO府中店。
この店舗はdocomoショップを改造して造った店で、
広い店舗をほとんどそのままコーティングブースとして使っている。
広さとしては十分で、処理能力の高いいい店舗なのだが、
一つ悩みがある。
そのコーティングブースが、
元々、室内の販売室として造られているので
床の勾配がまったく取られておらず「水はけ」がまったくダメであること。
だから今は、
床に、縦横に幅7cmぐらいの溝を切って
その上に水はけ構造になっている硬化樹脂製のタイルを、
びっしりと敷いていたのだが、
その樹脂タイルが、水を溜めているような効果を出していて、
洗車で出た汚れもたまり、それが臭くなってきているという。
さらに、
溜まっている水と汚れが
ちょうどいい温床になっているのか「小バエ」が発生して、
臭い匂いも相まって、お客様から苦情をいただいているという。
これは簡単な問題のように見えて、解決がなかなか難しい問題で、
コーティングブース内のコンクリート床を一度取り去って、
何とか勾配を確保しながら、新しい床に造り変えるしか解決方法はないだろう。
今は、その樹脂タイルを全体の2/3はがして、
匂いの素をきれいに掃除して使っていたが、
縦横に切った溝によくツマヅイテ、作業がやりにくくなっているという。
今すぐ工事を始めると、繁忙期である12月にかかってしまうので、
年が明けてから、根本的な解決の為の工事を行う事にする。
府中はマーケットも濃く、需要の大きな地域なので、
このような改善の為の工事は、決して遅らせられない優先事項です。
KeePer LABO府中店。
さいとうチーフ、うえまつ君、まつした君
タイン君。
つぎに行ったのがLABO国分寺店。
LABO府中店から車で10分ぐらいの所にあって、
この2店は適度なドミナントを形成している。
コーティングブース4台分と、
TRXブース1台分(コーティングブース2台分としても使える。)。
洗車は常時2台、マックスでは4台同時に洗える。
ゲストルームも比較的ゆったりしていて、
典型的な小型LABOであり、使い勝手は良いと思う。
今後、関東や関西の大都市で密度濃く、広く展開していく典型的タイプだろう。
9月の上旬にオープンして、
フルに1か月間あった10月は、新規のお客様が53件あって標準的。
非常に目立たない場所にありながらも、
リピートのお客様を順調に積み上げて成長を果たせば、
3年目ぐらいには、年間7~8,000万円位の実績を目指せる店舗であろう。
地元への「初めまして」の活動を根気よく。
初めての新店で戸惑いつつも、
着実に地元に必要とされる存在になって行くでしょう。いい店です。
よししだ君、にしまきチーフ、みねしま君、おぎの君。
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2025年11月12日(水曜日)
11.12.札幌・積雪10cm。沖縄・台風。「行き当たりばったり」みたい。
季節の変わり目そのものが秋なのだから、
秋という季節が長く続く訳ではなく、
秋はあっという間に過ぎてしまうものだそうだ。
それにしても
.札幌では積雪10cmなのに、沖縄では台風が来るかもしれない。
そんな秋。
10月半ばを過ぎた頃から年末の準備を始めたが、
今年は隔年のジャパンモビリティショーがあった事もあって、
年末の準備は遅れ気味です。
12月に行われるKeePer選手権の為の、
ポスター、チラシなどは大丈夫ですが、
「横断幕」が、KeePer選手権スタートの12月1日には間に合わず、
11月25日から全国に1200GRP放映の
DIAⅡコマーシャル開始にも間に合いません。
KeePer技研㈱の成長に似て、
長い時間を見渡した計画性を持った成長ではなく、
いつも、次の事を、
みんなで目指してやっつけていくタイプです。
これをメチャクチャ「行き当たりばったり」だけど、
やるとなったら行動が速いので、これはこれで良かったのでしょう。
計画を前もって立てても、
経過は常に変わって行くので、
その計画そのものを随時変化させて行かねばならない。
ならば結局「行き当たりばったり」でいいんじゃん。となる訳だ。
しかし、
これが通用するのもある程度の規模までで、
従業員が1,300人を超し、
活動範囲が広がって仲間がたくさん出来てからは、
もう、「行き当たりばったり」ではいけない事は、
私達も十分に分かっているのですが、
身に染みている「行き当たりばったり」は、そう簡単には治りません。
今でも、相変わらずやっています。
11月号のKeePer TIMESは、
いつもの6ページから、8ページバージョンになります。
編集会議から、初校、二校、三校までは6ページバージョンだったのですが、
三校を話し合う中で、
結局、今号は8ページバージョンで発行する事に変更したのです。
これも「行き当たりばったり」の一つかもしれませんが、
この自在な対応力は、大したものです。
しかも、11月号は
8ページ+A4パンフレット挟み込で、計10ページ版です。
A4パンフ「脱フッ素高耐久ガラスコーティング LLsiG」
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2025年11月11日(火曜日)
11.11 正しいことが目的ではなく、相手に正しく伝わることが目的。
新しいケミカルなどで、
新しいサービスを造り出した時、
必ず、その施工マニュアルを造ります。
こんな時に、
特に気を付けなければならないのは、
書いてある事が正しくても、
それが、読む相手にちゃんと伝わるかどうかです。
どんなに正しい事が書いてあっても、
それが何かの学科試験のようならば、正解で、それでOKなのですが、
マニュアルの目的は、
それを読んだ相手がちゃんとその施工が出来るようになるという事であって、
書いてある内容が間違っていなければ良いというものではありません。
その内容自体がいくら正しくても、
正しい施工方法が相手に伝わらず、
その結果、
間違った施工をして、
そのサービスの正しい効果が実現しなければ、
お客様がガッカリされたり、お客様が怒り出したりしたら最悪です。
学科試験は「自分の為」にやるが、
マニュアルはその作業の価値が正しくお客様に提供されることが目的です。
つまり、「相手の為、お客様の為」のもの。
だから、
書いてある事が正しいかどうかではなく、
その技術が相手にきちんと理解されて(伝わって)
キチンと作業出来て、
正しい作業で生み出される正しい価値が出来て
その価値が相手、お客様にキチンと提供されることが重要なのです。
今年も、12月からKeePer選手権が始まります。
特に今年は、
力のある新製品「DIA Ⅱ KeePer」のデビューがあり、
久しぶりに、
1,200GRP規模の濃密なスポットTVCMを、全国で集中投下します。
このスポットCMの為の15秒のコマーシャルを、
従来の30秒コマーシャルを改造して造りました。
イメージが良く分かって、
評判の良い今までの30秒CMをリニューアルして使います。
また、店頭用ポスターと室内用ポスターの別途のポスターを別々に造りました。
店頭用と室内用では、
その見え方がまるで違うので、
今年は室内に内容が良く分かる中用と、
目立ってなんぼの外用を造って、使い分けた作り方をして見ました。
外壁用ポスター
ゲストルーム用内壁ポスター。
横断幕も、出来上がりました。
手配り用B5チラシ。
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2025年11月10日(月曜日)
11.10. 遥かなる55年の時空を超えて、今とつながる。
55年前、私が高校を卒業した頃だ。
私は自分に自信が無く、激しいが、あまり目的の無い生き方をしていた。
大学で勉強するよりアルバイト先で働いている事が楽しかった。
アルバイト先は、
その時、たまたま時給が一番高かったトラックステーションの深夜勤務。
長距離トラックの運転手さん達とのコミュニケーションが一番楽しかった。
いつの間にか大学を辞めて、仕事に熱中し、
ガソリンスタンドを店長として与えられからは、
商売が楽しくて、
それからものすごく沢山色んな事があって、
相手の事を考え、相手の為になり、
相手が喜ぶ事をすると、
ものすごく商売に勝てる事を身に着け、
ものすごく運がいい事が、何度も、何度も、何度もあって、
たまたま、今になった。
55年前、自分に自信が無く、
あまり目的の無い生き方をしていた頃、
私に救いを与えてくれていた人に、55年ぶりに会った。
一瞬、私は55年前の自分になったような気がした。
その55年前の自分は、やはり、私そのもので懐かしい自分であった。
遥か55年の時空を超えて、
私は55年前の自分自身に会ったような気がして
何かしゃべると涙が出そうな気がして、
どうでもいいような事ばかりを話して、
重い、とても重くて濃い1時間が終わりました。
帰り道の30分間で、55年分の時間を取り戻したように今の自分に戻り、
会社で残った仕事を、
私はいつもの今の自分になって
いつものように集中してやった。不思議な日でした。
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2025年11月09日(日曜日)
11.09.今年最後のKYOJOとIPS。富士スピードウェーにて。
今朝、本社を出発して新東名で約3時間。
富士スピードウェーには、
スーパーGTなどの日本最高峰のレースとは比べようもないが、
それでも、パドック裏とかコースに密着した直近の駐車場は
去年までのようにガランとはしていず、そこそこ混んでいるのです。
明らかに、けた違いの人数の観客が入っています。
今日は、今年最後の
KYOJO(競争女子)とIPS(インタープロトスポーツ)の決戦の日です。
モータースポーツは、
私が小学生の頃「日本クランプり」が開催されて、
日本の自動車メーカーが技術を競い合う場として、
テレビが競って放映する程、大変な盛り上がり方でした。
トヨタと日産が主役で、マツダ、いすず、三菱などが続き。
(ホンダは独りF1で活躍していた。)
それぞれに、
ワークスドライバー(カーメーカーに直接所属しているドライバー)がいて、
モータースポーツ界のスターであった。
そこに、プライベーターとして、
当時の富豪の酒井正、滝進太郎自身と彼が契約した大スター生沢徹。
ポルシェ、デイトナコブラ、ローラなどで出ていた。
日本のモータースポーツの第一黄金期で、
ワークスドライバー中心にみんな大スター(第一世代)だった。
※その一人、高橋国光がチームクニミツを率いていて、
最近までチームオーナーとして現役だったが、つい先日、亡くなった。
それから私は学生時代・サラリーマン時代と
モータースポーツとは無縁になった。
その頃にモータースポーツの第二の黄金期があって、
トムスの舘会長とか、インパルの星野監督、中島悟(一貴の父)、関谷正徳、
など、大スターがいっぱいいたが、この頃になると、
モータースポーツは、
カーメーカーの宣伝活動の一環と言うより個人技の面も強くなっていた。
その一人「関谷正徳」は、日本人で最初にル・マン24Hに優勝した。
乗った車はマクラーレンF1という外国の耐久レーース車。
しかし、関谷正徳氏はトヨタ車に多く乗り、
トヨタに関係の深いチームトムスの監督を長く務めた。
その関谷正徳は、
モータースポーツを、
カーメーカーが競い合う競技ではなく、
ドライバーという「人間が競い合うスポーツ」でありたいと考えていて、
イコールコンディションで、
純粋にスポーツとして人(ドライバー)が競うレースとして、
IPS(インタープロトスポーツ)を主宰した。
頑丈なランクルのエンジン (オーバーホールがほとんど要らない) を、
最新の超軽量カーボンファイバーボディのミッドシップに載せ、
ランニングコストのかからないレースカーとして、
しかも、ABSとか最新の装備を外して、
ドライバーの技術がまともに出るような
高性能かつアナログなレースカーを、スポンサーを募り多数台数造って、
(私は本当にこの車に、少しの間、練習で乗っていたことがある)
現役の日本のトップレーサーたちに与え、
IPS(インタープロトスポーツ)というレースを主催し、走らせた。
このレースは、ほぼイコールコンディションの車で
ドライバーの生の力が丸出しで出るので、
血走ったドライバー、自信のあるドライバーの多くが出たがる。
しかし、このレースは、
賞金は(多くは無いが)出るが、フィーはほぼ出ない。
それにカーメーカーはこれに出る事を推奨はしていない(無視)ので、
関谷氏の人徳で集めたレーサーが出ているに過ぎない。
しかしそれでも、多くのトップレーサーが出場していて、
そのレースは、本気で、闘志むき出しで、
めちゃくちゃ面白い。
このレースはもう10年くらいやっていて、
出場ドライバーはずいぶん変わったが、(過去、平川亮も出ていた)
相変わらず闘志むき出しのデッドヒート連続のレースで、面白い。
しかし、カーメーカーのバックアップがある訳でもないので、
しかも、IPSはカーメーカーの黙認でドライバーが出ているレースなので
テレビなどで中継される訳でもなく、
このレースを知っている人は驚くほど少なく、
だから、観客も少ない。
このIPSレースの同日に共催しているのがKYOJO(競争女子)と言って、
女性のドライバーたちだけが、
同じ車種の車に乗って(イコールコンディションで)競うレース。
考え方はIPSと同じで、
モーターレースは、まともに体力に関わるスポーツで
他のスポーツのように男女の差はどうしてもあるので、
女性専門のレースが必要だ。ということで、IPSと共催している。
そのKYOJO(競争女子)を、
KeePerが単独提供している地上波テレビ番組の
「RACING LABO SUPERGT+ KYOJO」に取り上げて多くの露出し、
観客が、ものすごく増えたらしい。
その増えた観客が、
たぶん、日本で一番エキサイティングで面白い「IPS」を生で見て、
盛り上がってくれたらなぁ。と、思うのです。
もちろん、KYOJOのファンにもなってもらいたいと思うし、
番組の視聴率も上がればいいと思うし、
でも、
日本で一番面白いモータースポーツが、
実は、IPSにあるという事をみんなが知ると良いと思うのです。
余計な事ですが、
本当に、8年前、私はこのIPSで走っていたことがあるのです。
しかも、ストレートエンドの1コーナーで前で、
激しいブレーキングの末、後輪がロックして派手なスピンをした事があります。
これは私の恥でもありますが、秘かな自慢でもあります。
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