谷 好通コラム

2017年02月17日(金曜日)

2.17.久しぶりのIR(インベスター・リレーションズ)でした。

ウィキペディアより


インベスター・リレーションズ(Investor Relations、IR)とは、
企業が投資家に向けて
経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動をいう。
日本では「投資家向け広報」とも訳されるが、
IRという頭字語も定着している。


 

昨日の午後、日本 証券アナリスト協会の大きな会議室を借りて、
第2四半期決算(上半期決算)の説明会を行いました。
約20名の証券アナリストの方がお集まりいただき、
約1時間、今回の決算の報告と会社状況を報告させていただきました。
そのあと2社の機関投資家へ行き、
翌日には5社の機関投資家への個別IRを行って、
ただいま午後7時過ぎ、新幹線で名古屋に帰る途中です。

 

今回のIRでは、この上半期でラボ新店を8店舗開き、1店舗を全面改装して、
(特に第2四半期には7店舗の集中開店)
それぞれに設備費、人件費、宣伝広告費などなど
相応な費用が発生して相当額の支出がありましたが、
売上はもちろん、営業利益、経常利益において
前年同期の実績をオーバーすることが出来て、
このペースで新店を開いて行っても、
収支の面で致命的なダメージを受けないことが実証された形になりました。
今後、新店の出店ペースが少なくとも今回の半期で8店舗、
あるいは四半期に新店7店舗のペースなら、
今後において実行を続けても、経営的に大丈夫ということです。

 

さらに、芸濃イオン店の閉店と、改装の刈谷店の旧設備を壊して、
簿価を滅却し特損で計上しましたが、
ギリギリ(+0.9%)で純利益も前年比をクリアできたことも収穫でした。

 

こんなような話を軸に、
機関投資家のみなさんに話をさせていただきました。

 

しかし、今回のIRでの反省、私は喋りすぎました。
今回の収穫がうれしくて、力説しすぎて、
いつも楽しみにしているアナリストからの
ご助言、ヒント、提案、ご意見を“聞く”ことを怠っていました。
今回の私は自説を話すばかりで
”聞く”ことをほとんど忘れていました。
自分ばかり力説していれば、意外と疲れないものですが、
そんなことより、
せっかくの機会をみすみす逃したことに反省です。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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