2016年12月07日(水曜日)
12.07.今日はお休み。映画「君の名は」を見てきました。
今日はたまたまスケジュールの一つがキャンセルになったので、
予期せぬ久しぶりの休みの日ということにしました。
で、
連れ合いと一緒に映画を見たのです。
ミーハーかとも思いましたが、今話題の「君の名は」です。
この映画はいわゆるラブストーリーです。しかし、
天体ショーがらみのその話の筋は非常に複雑で手が込んでおり、
その速いテンポにどんどん引き込まれていきます。
でも複雑なのに誰にでも解る、というより、感じ取れるストーリーで、
それはもう本当に見事なものでした。
映画で言えば、
「転校生」の青いセクシャルと、
「時をかける少女」のトリッキーと、
リアリティーあふれる天体ショーのCGが、
短いサイクルで感動を作り出す名作でした。
何がテーマであったのか、
何に感動したのかよく分らないまま、
何度も感動して、最後のハッピーエンドに幸せな気分になって
終わってから、もう一度見たいと思えるのですから、
たいした映画です。
それでもやはり一番感動的だったのは「美しい」絵です。
写真のようで、写真よりリアリティーがあって、
CGとは見えない、でもCGでなければあり得ない、
不思議な感動的な「絵」でした。
これを前から4列目の近いシートから見たのですから、
目の前に広がる「絵」だけで本気で感動してしまいました。
もう一つ、この映画には悪い人が誰も出てきません。
裏切りも、暴力も、非難も、騙しもなく、
後で、これは人を好きになる映画だったのかと気が付きます。
この映画はお勧めです。