谷 好通コラム

2016年11月13日(日曜日)

11.13.2016年のスーパーGTが終わりました。最終戦は2位→5位。

今年のスーパーGTが最終の「もてぎ戦」で終わりました。
全8戦ですが3戦目の大分オートポリス戦が熊本地震の災害で中止となり、
最終戦のもてぎ戦で、
土曜日と日曜日の二日とも予選と決勝をやって、
それで2戦をやったことにしようということになって、
昨日と今日、予選と決勝をやりました。
本当は2戦とも見るつもりでしたが、
このところの凄まじいまでのスケジュールを考えると、
無理して両方とも観て何の意味があるかと思い、
昨日の1戦は観ず、夕方水戸に入りました。
土曜日の予選は”亮”がウェットコンディション一人だけにドライで出て
つまりギャンブルに出て、見事に外して15台中15位のドベ。
続く決勝も今度はスタートのロシターがぶつけて、結局途中でリタイア。
本当に、無理して観なくて良かったと、つくづく思わされたレースでした。

 

そして今日は、私達がサーキットに到着する前に予選が終わって、
何と予選結果2位だという。
ひょっとすると、これは面白いかと思いました。
今年は、ウェイトなしの初戦が2位の結果だったので、
同じくウェイトなしの最終戦も2位か、ひょっとして今年唯一の優勝か。
なんて思ったのは、あさはかでした。

 

予選の順位の前後に
シーズンチャンピオンがかかっている同じレクサスのRC Fがいて、
シリーズランキングから落ちこぼれ、チャンピオンとはもう縁のない#37は、
他のRC Fとは争えないチーム事情があり、
正直言って観ていてつまらないレースでした。
その結果、予選2位から5位にまで落ちてゴール。
それにしてチャンピオン争いをしているRC Fが前に来るのは仕方ないけど、
チームの僚友#36にまで前に行かれることはないだろと、
本当に腹が立って、大変残念な気分の中で2016年のシリーズが終わりました。

 

今年は、最低でした。
平川亮選手もジェームスロシター選手も、
決して手を抜くことなく全力で戦ってくれたことは間違いないと思いますが、
何かがかみ合わないまま、シーズンが終わってしまった感じです。

 

来シーズンは、車が「RC F」からクーペタイプの「LC F」に変わって、
間違いなく「空力」が大幅に改善されて、戦闘力が高まります。
また、いろいろと新しいことがあってサプライズもあります。
まだ何も書けませんが、
早く来シーズンが来ないかと待ち遠しい気持ちでいっぱいです。

 

 

もう木はすっかり秋から冬になりかけています。

 

 

もてぎサーキットを15時半に出て(サーキットでの渋滞なし)
ただいま18時半、常磐線の柏付近、事故渋滞の中で書いています。
関東の渋滞のバカバカしさは信じられません

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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