谷 好通コラム

2016年10月09日(日曜日)

10.09.情報と合意の共有

前話で、この会社は東証1部に速く上がり過ぎたので、
一部の者に勘違いが出て、困っていることを書きました。
もちろんこれは、本当に一部の人にであって、
ほとんどの人は、今も変わらず、
キチンとお客様の方向を見て、毎日を働いています。
だから、ほんの一部の人に間違った勘違いがはびこったとしても、
正気のみんながすぎに引き戻してくれるに違いありません。
何も私が悲観するようなことはないのです。

 

事態がどんどん前に進んでいます。
ふと気が付くと置いて行かれそうなスピードで前に進んでいきます。
チームを造って、
それぞれの役割をきちんと働かせ始めたら、
次元の違うスピードで新しいチャンスが大量に出てきていて、
以前のようにダボハゼのように何にでも飛びついていたら、
あっという間に手に余る状態になってモタモタしそうです。
東証一部に上がったことによって、
チャンスは桁違いの増大を与えられます。

 

ここから、よく整理整頓して、
どの物件がどんな状態にあって、
どのように進めるかコントロールを強めるべきです。
ここで、つい面倒になって、
情報と合意の”共有”をおざなりにして、個人プレーに走ると、
また元の木阿弥で、バラバラになって空中分解するのは目に見えています。

 

もう個人プレーが通用する次元は過ぎました。
情報と合意の共有を徹底していくことで、事態が打開できるはずです。

 

チヤホヤされていい気になった
「俺ってすごいんじゃない。」の勘違い人間が、
俺が、俺が、と、しゃしゃり出ようとしますから、
情報と合意の共有の網の中に包み込んでいくことで解決できるはずです。
有象無象の集まりは、一人一人が責任を持つわけでもなく、
全体で無責任集団になっている場合が多いのでこれはダメです。
当たり前ですが、
情報と合意の共有とは、
報・連・相の徹底に他なりません。

 

と、思うんですが。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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