今年の９月は台風がいくつも上陸して雨が降る日が多く、
例年ただでさえ日照時間が少ない9 月なのに、
今年の9 月は名古屋の中部地方が1 ヶ月でたったの99.5 時間で、
昨年の159.5 時間の約62%でしかありませんでした。
また、関東では1 ヶ月でなんと77 時間しかなく、
昨年9 月の113.3 時間の約68%ときわめて厳しい数字です。

そんな厳しい状況の中で、
一番高価格コーティングである3 年あるいは5 年耐久のダイヤモンドキーパー類は、
新車への施工が増え、全店で前年比13%増加、
既存店だけでも前年比3%増加と踏ん張りました。
しかし全体としては洗車やコーティングのマインドは上がらず、
来店客数が前年比21%減となりました。
しかし低い単価の商品の販売数が減っているので
逆に平均単価は前年比11%増と上がって、
トータルとして全店の売り上げ実績が前年比5.4%減、
既存店だけの売上げ実績では前年比12.4%減となりました。

日照時間が一ヶ月に二桁の時間しかなかったのも初めてならば、
全店での前年比がマイナスになったのも、
開示している2 年余の記録の中では初めての事です。
しかしこの結果は、記録的な日照時間不足という異常な天候の条件の中で、
高価格商品はむしろ前年の販売数を上回るなど、
よりコーティングの特性が強い商品が中心に踏ん張って、
この数字にくい止め、頑張った結果と考えます。

しかし「秋晴れ」が期待できるこの10 月には、
お客様の中に溜まりきったであろう「キレイにしたい。」欲求が
大きなコーティングマインドとなって、
日本全国のキーパーLABO、キーパープロショップの中で爆発し、
大きな需要につながるものと期待しております。