2016年08月26日(金曜日)
8.26.また駅弁が主食になる日が来るか
私はかつて、日本国中(世界も)を走り回っていました。
年に180泊はしていたのではなかっただろうか。
外国泊も入れれば、それ以上だったかもしれない。
出張先で夕方まで仕事をして、
そのまま移動して、移動した先のビジネスホテルに泊まる。
だから、夕食は、駅弁が標準であった。
ビールを飲みながらの駅弁は、電車に揺られながらだと結構きつくて、
夕食を駅弁で済ませることはまったく平気だけど
駅弁を美味しい~と思ったことはない。
それは今でもそうだ。
駅弁は嫌いではないし、嫌ではないが、好きなわけではない。
だから、あの頃の出張漬けの毎日の中で、
私の記憶に残っていて、また食べたいと思う駅弁はない。
一昨日は大変おいしい晩御飯をご馳走になってしまい恐縮したのですが、
昨日は仙台から名古屋への新幹線の中で夕食として駅弁を食べ、
今日は昼からまた東京に出かけて、
帰りの東京から名古屋への新幹線の中で、再び夕飯で駅弁を食べて、
昔の、駅弁が私の主食のようだった生活を思い出しました。
あの頃に戻りたいかというと
昔のガムシャラな生活に戻ってもいいと思う気持ちはあっても、
不思議と、あんなつらい生活は、もう二度と嫌だという気持ちはない。
あんな無茶は、私を含めて健康の塊のような皆だったから、出来たのでしょう。
また駅弁が主食になってもかまわない。
あの頃に戻ってやり直したいことが、いくつかあります。
人生をやり直したいとは思いませんが、
あの頃に戻って、
今になって判ったバカな間違いを、心底、やり直したいと思います。
あの頃、飼っていたパグ犬の”もん”と、
この間死んだ芝猫の”リン”ちゃんにそっくりな3Dの人形が、
岩合光昭のねこの写真展で売ってので、
私の机の上の住民が増えました。