2016年07月13日(水曜日)
7.13.悪い冗談で「富士山の噴火が見たい」と言っていました。
私は、冗談で、
「死ぬまでにも一度だけでいいから富士山の噴火を見てみたい。」と、
言っていたことがあります。悪い冗談でした。
テレビの番組で、富士山が噴火したら、
それが軽く火山灰を拭き上げる程度の
きわめて小規模な噴火であっても、
富士山の東側にある関東を中心に、西風に乗った火山灰で
交通インフラの壊滅状態が何か月も続いて、
いまだかつてない被害が、膨大な人々の苦しみを生み出すのだそうです。
冗談にでも「面白いから‥富士山の噴火・・なんていうものではないようです。
そんな事を考えると、さらに怖いのは、
東京が、強力な指導力を持った知事を持てないでいることです。
ついこの間、
枡添東京都知事が、
就任2年4か月で、引きずりおろされました。
猪瀬前知事に続いて連続の「スキャンダル」での失職です。
歴代二位の短さだそうです。
次の東京都知事選挙のための約50億円のツケが回ってきます。
これで50億円分、都民の為に整備すべきものが整備できず、
急いでやるべきことが棚上げになって、結局ツケを払うのは都民の皆さんです。
いつ噴火するかもしれず、
いざ富士山が噴火したら、
いまだかつてない大災害になるかもしれないのに、
大災害時に一番必要な強力な指導者が不在のまま、
こんなに何度も、しかも頻繁に知事の不在の時間を作っていていいのだろうか。
のんびり選挙をやっている場合ではないのではないか。と、
テレビで、言っていました。
なのに、「死ぬまでに一度でいいから富士山の噴火が見たい。」なんて、
悪い冗談をいうものではないな。と思ったのです。