2016年06月19日(日曜日)
6.19.株式上場して良かったことと”悪かったこと”
当社、KeePer技研株式会社は、
昨年2月に東証マザーズに株式上場して、
今年3月には市場変更して東証1部に上場しました。
このことで多くの変化がありましたが、
良かったことは、
何と言っても新入社員の応募が多くなって
人員確保が確実に出来るようになったことです。
新店を積極的に造っている現在、
それに伴う人員の確保はとても大切な大仕事ですが、
おかげさまで、今年4月の新卒社員は大卒高卒合わせて40名の入社がありました。
昨年の4月は20名でしたので、2倍の採用を実現できたわけです。
しかも、入社して最初の3日、3週、もうすぐ3か月の関門をクリアして、
まだ一人の脱落者もいません。全員、元気です、
東証1部に上場した今年は、
それにまた倍するような勢いで応募と、内定→承諾をいただいています。
まだ分りませんが、来年の人員確保も大丈夫そうな感じです。
加えて、上場効果の最たることは、
新店の為の物件が上場前に比べると別次元のようにたくさん出てきます。
特に複数のショッピングモールからの出店要請には、最初、歓喜しました。
しかし、そのショッピングモール内でのキーパーLABO出店が、
路面店と同じような出発が出来ないことに直面し、
そのことで多少モタモタしましたが、これはしっかりと学習しました。
後はペースに乗るだけです。
良いことがあれば悪いこともあります。
それは、
上場に伴って「勘違い人間」が出ることでしょうか。
自分が所属している会社が東証1部に上場しただけなのに、
非上場会社の社員だった自分が、
突然、上場会社の社員である自分に出世したかのように、
自分が偉くなったような気になって、勘違いして
まさかと思う者が微妙に上からものを言うようになったり
傲慢、横柄になったりします。
あるいは、
チヤホヤされることも多くなって
自分が分ってしまったかのように自分を否定できなくなる者もいます。
そのさまは外部から見るといかにも滑稽でしょう。
滑稽なだけでは済まなくなる時もあります。
あるいは、
会社の「株式」は、会社の構成員、経営者にとっては、
会社の経営権の確保に他ならないのに、
その株に値段が着くことによって、
自分が所属あるいは経営している会社の株まで、
お金にしか見えなくなってしまうのか、と、悲しくなることがあります。
今日は晴れるはずであったのに、午後からずっと雨です。
中々うまく行くばかりはないものですね。