2016年06月09日(木曜日)
6.09.『次回の洗車はいつ頃されますか?』ではないだろうか。
おとといのこのブログで、
酒井社長(ガソリンスタンド3店舗経営の会社社長)からいただいた文の中に
「だから当店の給油に来てくださるお客様への言葉は
『洗車はいかがですか?』ではなく
『今度の洗車はいつ頃されますか?』となっています。」
と、あり、
これだけでは意味不明の一文がありますが、
これについては、面白いのでまた、”別途酒井社長の弁”を載せたいと思います。
と、私が書いたら、
翌日、ちゃんと、酒井社長から「”別途酒井社長の弁”」が届きました。
以心伝心と言いますか、
私の無茶ぶりによくお答えいただいたというか、
何とも恐縮でしたが、
せっかく別途書いて送っていただいたわけですから、
遠慮なく、載せさせていただきます。 もちろん無断で。
別途、酒井社長からの弁
つまりですね。
ガソリンスタンドの油外収益(主に整備作業と洗車作業ですが)の販売の仕方が
給油で来店されるお客様へ声をかけ、
何か買ってもらうようなビジネススタイルをずっとやってきたわけです。
例えば、キャンペーンと称して、
ちょっと安くして、プレゼントつけて、店側の都合で売り込むってスタイルなので、
良い悪いは別にしてフロービジネスですよね?
その時の声かけは、間違いなく
『当店の洗車はいかがですか?』とか、
『当店はこんなに素敵なコーティングをやっています、
どうですか?一度やらせてください』となるのは当然でしょう。
仮に、前回の記録がわかっていて、
このお客様、そろそろクリスタルの時期だな・・と分かったとしましょう。
しかし、根本はフロービジネスのスタイルになっていますので
たぶん『お客様、前回クリスタルキーパーを施工させていただき、
ありがとうございました。そろそろ1年経っていますので、
本日クリスタルキーパーはいかがですか?』となるでしょう。
これ、完全に店側都合の理論立て・・つまり今日売ろうとする
(店側が欲しい数量を売ろうとする) 声かけですよね?
ストックビジネスとは、
例えばガスのように、お客様が使った分を必要な時に補充する・・
確かに店側の都合で店が欲しい数量は売れませんが、
お客様は買い続けてくれるという
(契約とも言いますし、会員とも言いますし)信頼関係があるので、
ある程度の時期にある程度売れていくわけです。
KeePerがストックビジネススタイルの場合、お客様の都合ってのが一番大切では?と。
●お客様はキレイを保ちたい
●KeePerをやったらキレイになった
●次回もKeePerやるかも。。。
ここまではいいのですが、
では次回いつやるか?ってのは具体的に考えている人もいますし、
全く考えてない人もいますし、ま、いうなれば人それぞれでしょう。
要は、こないだキレイにやってもらったし、
KeePerは信頼が置けているわけですから、こっちが聞くのは
『今日は時期が来ているのでやりませんか?』ではなく
『次回の洗車はいつ頃お考えですか?』ではないかと考えたわけです。
その先は『では、その頃には、頑張ってキレイにしますね』と流れていく〜
ガソリンスタンドの良い面は
お客様がたくさん車とともに来店されることなんですが、
実はこれが仇となり、
来店ごとに『やりませんか?『やりませんか?』やりませんか?』の
連呼になってしまう可能性もあります。
我々はあくまでもお客様のお車のキレイに役立つこと。。。という立場にありながら、
店側の都合で『そろそろ一年ですから、クリスタルやりませんか?』と
一生懸命に伝えてしまうとお客様はうるさいでしょうね。
その代わりとして、
『洗車の御用伺い』(次回の洗車はどうされますか?)をすることで、
『あっそうだ、洗車だ』と思い出していただき、
我々がいつでもお客様のキレイに役に立ちたいと伝えたい・・
、ふと思ったので春岡通にはそうして欲しいと伝えてあるわけです。
どうですか??変な文章ですいません。
と、ここまで、ですが、
私もストレートに理解できない部分もあるので、
いちど、自分たちのスタッフに店舗で実際にやって見てもらうことにしました。
しかし、自分が給油している時に、
「次の洗車はどうされますか?」と自分が言われたとしたら、
どんな風に感じるのか、ちょっと想像できません。
想像が出来ないということは、自分の常識の中での反応とは違う反応があるはずなので、
これは面白いかもしれません。
私がこの店に今度もまた来ることが当たり前になっているような
親しみを持っている店の関係ならば、
意外と自然かもしれません。
酒井社長は、いつも、常識的な当たり前の発想とは違ったところで発想するので、
面白いのです。
この文中には書いてありませんが、「飲もう」とあったので、飲もうと思います。
飲むの大好きです。極めて楽しみです。