2020年06月17日(水曜日)
6.17.私が車好きな訳、
私は「車」が大好きです。
というより、乗り物全般が好きなのですが、
とりわけ自動車が大好きです。
私は小さい時から足が不自由だったので、徒競走がとりわけ遅く、
学年が400人いれば、余程の事がない限り、まず一番後ろの400番目でした。
徒競走とマラソンは学年でドベは間違いなく、
下手すると学校全体でも一年生の時も二年生の時も三年生の時もドベでした。
しかし高校3年生の時、柔道部だったからか、
“背筋”が異常に強くて、学年で一番になったことがあります。
でも、徒競走で一番の子は運動会でみんなの前で一番になるので、
みんなが知ってくれるからいいけど、
背筋力で一番は、先生がこそっと教えてくれただけで、
みんなに自慢しようにも、
「背筋で一番? なにそれ?」と、変な顔をされるだけで、
自慢のしようがありません。
どんなに足が速かった子がうらやましかったことか。
そんなコンプレックスが潜在的にあるからなのか、
もちろん、女の子にもてたような記憶もほぼありません。
あったとしても勘違いです。
そんなコンプレックスの強い私が免許を取って、道路を走り始めたら、
アクセルを踏むだけで人より速く走れる快感を覚えてしまい、
大昔、若かりし頃、
一般道路を走っていても、高速道路を走っている時も、
とにかく前を走っている車がいれば、
とりあえず抜きたいと思う時期がありました。
スピード違反でよく捕まって、免許停止になったこともあります。
しかし、
もちろん凶暴性は持っていませんので、
危険なスピードで走るような暴走行為もしたことはないし、
相手に怪我をさせるような事故もありません。
ただ、前を走る車は無性に抜きたいと思った時期があっただけです。
レースも大好きでしたが、
自分でもレースを走るようになってからは、
かえって、ゆっくり走るようになりました。
今では、前を走る車がいても抜かしたいとはまったく思いません。
免許証も残念ながら満点ではありませんし、
ゴールド免許でもありませんが、
ここ十何年かは一度も免停になったことがありません。
私の今の普段乗りの自家用車はスープラですが、
いい年こいて衝動的に手を出してしまったものです。
でも、走りは素晴らしくいいのですが、
ものすごく乗り心地が悪く、ケツが痛いので、後悔しています。
今また買うとしたら軽が欲しいと、結構、真剣に思っています。
でも、たぶん買わないでしょう。
今一番美しいと思っている車は「ムスタング」です。
でも、フォードは日本から撤退してしまったので、売っていません。
と、思っていたら、売っているかもしれないことを知ってしまったので、
それがどこでなのかは知らないようにしようと思っています。
私の車好きは、昔からの根強いコンプレックスが元になっているので、
あまり始末が良くありません。