2016年01月06日(水曜日)
01.06.「先進」という意味でのキーパーLABOの役目
キーパーLABOの”LABO”とは、「Laboratory」の略であり、
日本語に訳して一番多いのは「実験室」ですが
しかし、LABOは「最新の」とか「科学的」という意味で使われることもあり
キーパーLABOの場合「先進」「独自性」という意味で使っています。
たとえば、
新しいKeePerブランドのケミカル商品を開発する場合、
キーパーLABOで直接得たユーザーニーズを独自のアイデアで形にして
時には特許を取得しながら、
お客様の欲求を正面から見据えた新ケミカルを、
開発室の中での長い時間をかけて
何十種類ものテストサンプルを造ります。
そのサンプルを
役員車を含めた社用車で何十回、何百回と実車テストを繰り返しテストして、
その効果と、安全性が100%確認された上で製品化し、
吟味を重ねた上で一般のお客様のお車に使用するようになりますが、
その間、通常、約1年がかかります。
この開発に特徴的なことは、
KeePerが作り出す製品は、
同じような他社の製品をまったく参考にすることなく行われることです。
製品の開発目的の対象は、あくまでもLABOに来られるお客様であり
一般消費者の方ですから他社の類似商品を気にすることはありません。
カッコをつけて言えば、
「KeePerはお客様のことを正面に見て、脇目を振らない。」でしょうか。
また、KeePerのケミカル製品は基本的にすべて業務用のプロ仕様であり、
ドライブショップ等の陳列棚に他の商品と並べて販売されることはありません。
だから、ケミカルの缶として比べられることを意識しなくても良く
KeePerのケミカル製品は、
お客様の車をキレイにするために100%性能本位で造られます。
その最新のケミカルはキーパーLABO店舗に先進的に導入されます。
LABO店舗では、それを使いながら、
その使用方法と技術とケミカルのマッチングがより深く吟味されて、
ケミカルの内容と技術が確定した段階で、
全国のキーパープロショップや、施工店さんに紹介、販売されていきます。
このようなステップは、
KeePerのケミカル製品だけでなく、
KeePerが企画し開発する機械、道具、など
キーパーLABOで育成して、有効であると判断したものを
全国のキーパープロショップさんなどの紹介し、提案をしているのが
KeePerの基本的な構造になっています。
「上達会」
それは「研修方法」にも活かされ、
たとえば、今、皆様に高いご評価をいただいている「上達会」も、
はじめはキーパーLABOの中で何度も実践して見て、
そのカリキュラムや手法を検討、吟味、修正して今の形に作り上げました。
「コーティングブース」
キーパーLABOで、色々な大きさや形の物を造って行く中で、
どんなものをスタンダードにするのかが決まってきますし、
あるいは。既にある設備をどのように改造すれば「ブース」になるのかを、
いろいろやって見て、実際に作って見た上で、皆様に提案をします。
今、物置の稲葉さんと共同開発している「早く安く出来る本格的ブース」も、
テスト先行品を造っていずれかのキーパーLABO店舗に設置し、改良を加えます。
「Web予約システム」
さらに今年は「Web上での予約システム」を実際に走らせます。
これこそ実験的にキーパーLABO店舗で、このWeb予約システムを使ってみて、
どんな仕組みのソフトにして、オペレーションをどう組み立てるのか、
実際にやって見ないと判らないことが多くので、
大きな仕事になることか予想されます。
また、それだけの大きな効果もあると期待しています。
いずれにしてもキーパーLABOでとことん使ってみます。
とことん使って徹底的に問題点を洗い出し、
このビジネスにぴったりの良い仕組みを作りたいと思います。
最新の手洗い機「快洗7」も同様にステップを経て、
今、LABO安城店に設置されたテスト機の快洗7が、
松浦店長の「これ、本当に使いやすいですね~」といいながら、
「ここはこうの方がいいな。」「なんであれは・・・」と
さんざんの言い放題で、ブラッシュアップされています。
※もうすぐ、カタログが出来上がります。