谷 好通コラム

2015年12月22日(火曜日)

12.22.「爆白・爆ツヤ」の名は、「爆買い」とは全く関係ない。

今年の流行語大賞の中に「爆買い」という単語が入っていました。
「爆買い」とは、中国人の金持ちが、
円安に乗じて日本で電化製品などをまとめ買いする様を言いますが、
これは私どもの「爆白」とか「爆ツヤ」などとは一切関係ありません。

 

「爆白」というものは、
十数年前に、画期的な発想と技術でKeePerの開発チームが造り上げた製品で、
そのあまりにもすごい洗浄力と、水垢取り能力にちなんで、
「爆白」という名前を、私が着けました。
その時に商標登録もしていて「爆白」には®が付きます。

 

発売当時、二液に別れていた爆白は、
約10年前に改良して一液になり「爆白ONE」と改名しました。
あれからSONAXとの共同開発で、
擦るほど「ツヤ」が出る、クリーナーとしては珍しい性能をもった
「爆ツヤ」を爆白の姉妹品として発売しました。

 

しかし、一昨年ぐらいから、
中国人の金持ちが、金にあかせて電気製品などを買いあさることを、
テレビなどで「爆買い」というようになって、
「爆白」が「爆買い」の真似をしているように思われて迷惑しています。
といっても、爆白は市販品ではないので、
実際の迷惑があった訳ではありません。だからみんな、気にしていません。

 

こんなことはよくあります。

 

私の長男が生まれて、ちょうどその頃、
私が大好きだった畑正憲さんの弟の子供の名前が「北斗」だったので、
その名前をいただいても息子の名前を「北斗」としました。

 

そうしたら翌年、
「北斗の拳」という名の漫画が流行って、
私が、北斗の拳を真似て、自分の息子に北斗と名付けたように思われて、
「私の息子の北斗の方が先だった。」と何度か言った憶えがあります。

 

それから二年経って、今度は娘が生まれた時、
上が「北斗」だから、下の子は「星子」にすると「北斗星」でちょうどいい。
なんて思って、この子たちのおばあちゃん(つまり私のおふくろ)に相談したら、
「そんなダジャレみたいな名前はかわいそうだから、『聖子』にしなよ。」
と言われて、「聖子」にしました。

 

そうしたら何か月か後に「松田聖子」というアイドル歌手がデビューしました。
「売れたらいやだなぁ」と思っていたら、
大スターになってしまいました。
すると私が松田聖子のファンで、自分の子供に聖子と名付けたように思われて、
「うちの聖子の方が先だったんだよ。」と、何度も話した記憶があります。

 

こんな事ってよくあることですが、
それにしても、多いですね。私の場合。
何かの運命なのでしょうか。

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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