谷 好通コラム

2015年12月11日(金曜日)

12.11.助手席にふんぞり返っていてもいい事がない。

私はクルマを運転するとすぐに眠くなります。
無呼吸症候群の診断で
私のチェックリストを見て「眠気のスコアがすごく高いですね。」と、
睡眠科の先生に言われて「C.PAP」「マウスピース」と試しましたが、
両方とも合わず、相変わらず普段の生活でも強い眠気を持っています。
だから、会社の誰かと車に乗る時は、
ほとんどの場合、運転は同乗者にしてもらいます。
運転は嫌いではないのですが、
情けないことに、ハンドルを握り運転を始めるとすぐ眠くなってしまうのです。

 

言い訳が長くなりました。
とにかく、一緒に乗った社員に運転をしてもらって、
私が助手席に座っているのは、そんな訳です。

 

しかし、普段言っていることは、
誰かと同行して車で移動する時は、職責が上である者が運転した方がいい。
部下に仕事の話をして、
何か教育をしようと思うならば、
教えられる方が運転に気を取られていては、教えられない訳で、
教える側の者が運転をして、
教えられる者は助手席でしっかりと話を聞くのが合理的と言えます。

 

上席の者と部下が同行する場合、
部下が運転をするのが当然のように思えるが、
移動をするだけならそれでいいと思うが、
一緒にいる少ない時間を、どうせなら少しでも教えたいと思うなら、
教えられる者に運転をさせていては、それが出来ないということになります。
上席の者が助手席にふんぞり返って座っていても、何もいい事はないのです。

 

ただ、私の場合は、
助手席で必ず居眠りをしているのは、勘弁してもらっています。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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