2021年06月22日(火曜日)
6.22.かれこれ一ヶ月くらい音楽ガンガンの会長室に帰っていない。
今日は若い営業部のスタッフ全員が全国から集まっての研修会です。
全員マスクで固めて、広い会場にソーシャルディスタンスをたっぷり取って、
感染防止の対策をがっちり取っての研修会でした。
長いコロナ生活でオンラインでの会議や研修会に慣れてしまっていたので、
たくさんの人が集まっての研修会は新鮮です。
ましてや、今回の研修会は私たちが受ける側であって、
いつもキーパー技術研修会を開く側に慣れてしまっている皆にとっては、
なおさら新鮮で、新しい発見がいっぱいです。
しかし、それにしても、皆が若い人たちを盛り上げてその気にさせているのに、
私は、つい、小言じみたことを言って、
いよいよ小言ジジイになってきた自分が、ちょっと情けない。
元々ポリオでちょっと不便な足が歳とってから変形の進行が止まらず、
いささか不自由が進んでいるが、
行動的であるべき社長職を降りて、会長になり、
会長とは文字通り(チェアマンCHAIRMAN)だから、
机の前(主に会議の机だが)に座って仕事をする機会が増えて、
一応、帳尻は合っている。
会長職になってスタジオの事務所に自室を移して、
理想であった音楽をガンガン鳴らしながら原稿を書く生活を手に入れたが、
本社での会議がどうしても続き、
その延長で皆の相談を会議室で受けているうちに、
会議室に出勤して会議室から家に帰るサイクルになってしまって
かれこれもう一ヶ月くらい音楽ガンガンの会長室に帰っていない。
私は自分の予定表がびっしり詰まっているのは好きな方だから、
忙しいのは一向にかまわないし、むしろ楽しいが、
出張が無くなっただけで、むしろ余計に目まぐるしく忙しくなったのは
毎日が充実しきっていて自分なりの幸せをいっそう感じる。
新型コロナのワクチンを全員が摂取する見通しが立って、
やっと、元の生活に戻れそうになってきている。
私もあと二週間で二度目の接種が終わります。
みんなも、関係が深い会社のおかげで全員が摂取できることになったが、
しかし、こんなせっかくのチャンスを拒む者がいることは信じられない。
意外なところで新型コロナ禍の終結を阻害する者がいた。
人間は不可解に複雑だが、
この子たちはどこまでも愛らしい。