谷 好通コラム

2015年11月06日(金曜日)

11.06.とりあえず70歳まで、馬車馬のように仕事をするために

私は、非常に面倒な睡眠検査の結果、
重症の無呼吸症候群であると判明して、その治療のために
特効的な効果がある「C.PAP」という装置を睡眠時に着けることになりました。
しかし、これを着けると、
眠ってから、口から勢いよく空気を出してしまって、
私はまるで”ゴジラ”の様になってしまい、眠れないので
あきらめ、C.PAPを挫折したのです。

 

無呼吸症候群とは、
本人が苦しいわけでもなく、
昼間、眠気が強くなって車の運転に注意をしなければならなくなる程度なので
まっいいか。とも思うのですが、
この無呼吸症候群を放っておくと、
なぜか、脳梗塞とか心筋梗塞になる確率がぐんと高くなるそうなのです。

 

私は、70才までは、仕事の最前線で馬車馬のように働くと決めましたので、
現在63才、あと7年は健康で仕事を続けるために、
やっぱり無呼吸対策はすべきかと思って、
C.PAPの次に有効とされている「マウスピース」をやってみることにしたのです。

 

このマウスピースなるものが、
どういうものか説明すると大変ややこしいので、
書くのも面倒くさいし、読む方も興味ないでしょうから飛ばして、
いずれにしても、今晩からマウスピースを口にはめて寝るのです。

 

昔は、ポックリ病などと言って、
朝、家族が起きたら、お父さんが、突然、寝床で、死んでいた。
なんてことをよく聞きましたが、
そのほとんどは無呼吸症候群からの脳梗塞や心筋梗塞の発作だということです。
そう思うと、今は、それがそれなりの病名をつけられて、
“突然”ではない、ちゃんとした病死であるように認識されますが、
死んだ本人からすれば、今も昔も変わらず、単なるポックリ病の死です、

 

あと七年、100%の仕事をするのですから、
そう簡単に、ポックリ逝くわけには行かないので、
とりあえず、その努力の一端としてマウスピースです。
今、そのマウスピースを装着して、これを書いているのですが、
今の瞬間、ギブアップしそうです。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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