2015年07月31日(金曜日)
7.31. 17年前の1店舗の時からずーっと公開し続けています。
「キーパーLABO」の前身である「快洗隊」を刈谷に1号店を造ったのが
1998年なので、もう17年前のことです。
ほぼ同時期にKeePerの機関紙「キーパータイムス」も発刊され、
快洗隊の売り上げ実績が、キーパータイムスに掲載されはじめました。
「快洗隊」は当初フランチャイズ展開をするつもりでしたので、
1号店はその旗艦店、パイロットショップとしての意味がありました。
だから、その実績をタイムスで公表し、
その実績の高さで事業を表現しようと思ったのです。
でも、
実績が思ったより上がらなかったら逆宣伝になるので、危険はあったのですが、
それはそれで、
自分達が造った新しい形態の店舗、快洗隊が、
低い実績しか上げられないようだったら
それはビジネスとして失格であって
世間に広げるべきではないということで、それで良しとしました。
あれ以来、ずーっと17年間、
洗車屋・快洗隊から、キーパーLABOに、
店舗名と共にショップコンセプトが変わっても、
1店舗から37店舗に増えても、
ひと月も欠かさず実績をタイムスに載せてきました。
時には長梅雨が続いたり、
いろんなことがあって、
公表したくないような実績の月もありましたが、
そういう時こそ隠さずに公表することが、
皆さんにたくさんお伝えしている一つ一つ事の信頼性にも関わることだと、
むしろ、キッチリと掲載をしてきました。
しかし、おかげ様で快洗隊及びキーパーLABOは、
既存店においても毎年その実績を上げ続け、
十数年前には1店舗平均250万円/月前後であったものが、
毎年既存店だけでも前年比110%前後上がって、
今では495万円/月まで上昇しています。
これはショップコンセプトが、
洗車屋からコーティングプロショップに変わり、
平均販売単価が上がったことや、
キーパーコーティングのリピート率の高さから顧客数が積み重なり、
来店台数とコーティング施工台数が増えたことが要因です。
また、
17年間、毎月、販売実績を公表してきたことで、
恥ずかしい数字を出したくない気持ちが、
店舗スタッフの良いプレッシャーになって、
良い緊張感と、高い改善意識を保ち、
継続的な実績上昇につながってきた効果も小さくありませんでした。
KeePer技研㈱は、昔から、
このような直営店舗の販売実績の公開だけでなく、
キーパーコーティングの施工マニュアルを詳細にわたって公開し、
販売ノウハウ、販売ツールの公開や提供も続け、
当社の情報公開の姿勢は、かなりの徹底ぶりであったと自認しています。
東証マザーズ市場に上場してからは、
毎月、直営店の販売実績を、まず東証のサイトに開示してからしか、
メール通信やタイムスでの公開が出来なくなりましたので、
まず真っ先に東証のサイトに直営店の販売実績を公開しています。
この公開をご覧になった方から、
「こんなことをするのは、珍しいね~」驚かれる場合がありましたが、
これは、今さらながら始めたことではなく、
17年前から、
1店舗の時から、
綿々と続けてきたことなのです。
それにしても、
株式を上場してからは、インサイダーの問題があって
以前のようには気楽に情報を書けなくなって、本当に不自由です。
※この表は既に公表しているもので、
2015年6月度の年間合計の数字です。
ルールにより直営店のみの公開ができます。