2015年07月01日(水曜日)
7.01.今日はKeePer技研株式会社のお正月、初心に帰ります。
このKeePer技研株式会社は、6月決算なので、
昨日の6月30日が大晦日で、
今日、7月1日が、会社のお正月に当たります。
本社の中央トレーニングセンターに、店長、係長以上の幹部80名が集まって、
2016年度キックオフミーティングを行いました。
東証マザーズ市場に上場後、
降って湧いたように様々なチャンスが出てきていますが、
それを活かして会社を発展させていくためには、
今の一人一人のメンバー、
とりわけ幹部社員が、
初心に帰って、謙虚に仕事を進めて行くことが必要です。
株式市場に上場をすると、
なにか自分たちが偉くなったように気になる病気にかかる者がいます。
自分が勤めている会社が、たまたま上場しただけなのですが、
自分が、上場会社の社員になったと思って
自分は、何年も前からまったく進化していないのに、
会社が上場しただけで、
自分が偉くなったような、
あるいは能力が上がったような勘違いをするバカ野郎がいるのです。
上場に伴うストックオプションとか
キャピタルゲイン(儲け)が発生する者もいるので、
余計にそれが勘違いの元になります。
上場によって与えられたチャンスを活かせるかどうかは、
そんな勘違いを捨てて、
上場前から何も変わっていない自分をよく自覚した上で、
むしろ初心に帰えるべきです。
なぜならば、
会社が上場できたのは、
みんながその前からやってきた仕事のその価値が社会に受け入れられ、
必要とされたからこそ、上場に匹敵する実績を出せてきた訳で、
そのやってきた仕事を、
上場したからと言って何かを変えたのでは、
上場したことによって与えられたチャンスをかえって潰すことになります。
何かを変える意味がありません。
より大きなチャンスを与えられた時こそ、
むしろ謙虚になって、初心に帰り、新鮮な気持ちで仕事をすべきです。
会社のお正月、
今日のミーティングは、初心に帰る良い機会です。