2015年04月23日(木曜日)
4.23.あれ?「2015年第2回キーパー技術コンテスト○○チャンピオン」
2月から4月にかけてのキーパー技術コンテストが終わって、
全日本や地区のチャンピオンなどになった店舗が、
チャンピオン横断幕を造って店舗に掲げ始めます。
そのデザインを、営業スタッフとデザイナーがやり取りしていました。
チャンピオン横断幕の基本的なデザインは決まっているのですが、
この横断幕自体が数少ないので、
そこに掲げる文句も、店舗によっていろいろ工夫をされます。
その過程で、
『2015年第2回キーパー技術コンテスト○○チャンピオン』が出てきました。
これに、すかさず『天野監査役』が、クレームをつけます。
「これでは、2015年の中の2回目のコンテストに読めます。」
弊社の天野監査役は、ばりばりと”働く監査役”であり、
常にみんなのメールの一つ一つ、
あるいは会社の隅々にまで目を配り、
気が付いた点をすかさず指摘してくれます。
その指摘のメール数、たぶん毎日10通以上です。
天野メールのおかげで、
みんなある緊張感を持ってメールを書いています。
おかげで会社の品格が損なわれるような稚拙な間違いが随分防がれています。
具体性を持って会社の役に立つ監査役として、
地味ですが、大きく貢献してくれています。
ところで、
『2015年第2回キーパー技術コンテスト○○チャンピオン』は、
だめですが、
ならば、
『2015年キーパー技術コンテストチャンピオン』と、
『第2回キーパー技術コンテストチャンピオン』では、どちらがいいか。
これは、当然
『2015年キーパー技術コンテストチャンピオン』が正解です。
これなら、2015年のチャンピオンであることが分ります。
しかし、
『第2回キーパー技術コンテストチャンピオン』では、
主催者側あるいは出場選手から見れば、
たしかに第2回目に開かれた技術コンテストのチャンピオンですが、
お客様から見れば、
それが、いつのチャンピオンであるのか、
第2回というのは、
それが今年のことなのか、3年前のことか、10年前のことなのか、
あるいは毎月開かれるコンテストの今年第2回目なのか
さっぱり意味が分かりません。
主催者側、出場者側には分っても、
お客様側からすると、
まったく意味が分からない言い方があります。
立場が変わると、理解できることがまるで変ります。