谷 好通コラム

2015年04月06日(月曜日)

4.06.1通のメールからイチローの話を思い出しました。

今朝、一通のメールを読んでイチローのことを思い出しました。

 

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インターネットより引用。

 

ボクの夢は、一流のプロ野球選手になる事です。
そのためには中学・高校で全国大会へ出て、活躍しなければなりません。
活躍をするには、練習が必要です。ボクは三歳の時から練習をはじめています。
3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中、友達と遊べる時間は、5~6時間の間です。
そんなに練習しているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います。

 

▼わたしの夢は(A)です。
▼(A)のためには( B)しなければなりません。
▼(B)をするには、(C)が必要です。

 

カッコのABCに自分の夢とやるべき行動を書き込むことができますか?
イチロー選手がすごいのは、自分の夢の実現のために、
今何をしなければならないかを自覚し、
小学校の時からしっかりと実行してきた点です。
プロ野球をめざしたイチロー選手は、
七年間バッテイングセンターに通い続けました。
休んだのは、お店の休業日である正月の2日間だけだったそうです。
「そんなに練習しているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います」
という言葉は自信にあふれています。
一日の予定も、将来の計画も同じです。
イチロー選手は、このように「逆算」して自分の行動をコントロールし、
夢を実現させてきたのです。

 

3 イチロー選手は「天才」ではない
イチロー選手は、みなさんが生まれる前からプロ野球界で大活躍をしています。
「イチローは天才だから。特別な才能があったから。」と決めてしまう人も
多いようですが、そんなことはありません。
イチローの高校生活(寮生活)の様子が次のように記されています。
練習が終わって風呂に入って夕食が終わる。
そこから十一時の消灯時間までが唯一の自由時間だったが、
この時間にほとんどの一年生と二年生は
先輩のユニフォームや下着を洗濯することになる。
だけど、イチローは違った。その時間にもテニスコートで素振りをしたり、
陸上トラックに出てランニングをして自分を鍛えた。
けっきょく、みんなが寝ている間に洗濯をするために、午前三時起きを自分で決める。
三時から五時まで洗濯をして、五時から朝食の準備をするために米をとぎ、
みそ汁をつくった。丸二年間、この日課を続けることになる。

 

当時、寮には幽霊が出ると噂されましたが、
それは夜中にこっそり練習するイチロー選手の姿でした。
「自分ではそれがふつうだったんです。
練習できないよりは精神的にずっと楽でしたから」という言葉からは
練習が体に染みついていた様子が分かります。
イチロー選手の才能をうらやましがる人が多いのです。
しかし、イチローがずば抜けた才能の持ち主なら、
こんなに努力しなくても一流選手になれたはずです。
発明王エジソンも「天才は1パーセントの才能と、
99パーセントの汗によって生まれる」という言葉を残しています。

 

イチロー選手が天才なのだとしたら、
それは人並みはずれた「努力の天才」ということになるでしょう

 

▼夢をつかむというのは一気にはできません。小さな事を積み重ねることで、
いつの日か信じられないような力を出せるようになっていきます。
▼ぼくもみんなと同じような年の時には、汗水たらして泥にまみれて、
みんなと同じように野球をしていたことを覚えておいてもらいたい。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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