2015年04月02日(木曜日)
4.02.新入生を2年生が教える新人研修はすごく良いようです。
4月の新卒の新人研修は企業にとって大切なことです。
新卒に限らず中途採用の人ももちろん同じく大切なのですが、
新卒の場合は一度に多くの新入社員教育をしなければならないので、
その方法について、どこの企業も苦労しています。
この会社でも、何年か前に、新卒教育は大切な教育だからとして、
指導員にベテラン社員を揃えて、
キッチリと行おうとしたことがありましたが、
すごくうまく行かなかったことがあります。
新人研修の途中で辞めてしまった新人が複数出てしまったのです。
何がいけなかったのか、ずいぶんみんなで考えました。
色々な要因が考えられましたが、
新入社員から見たベテラン社員は怖い存在でしかなかったのかもしれません。
そして、
ベテラン社員から見た新入社員は、
自分にとってもう理解できない存在になっていたのかもしれません。
そこで、みんなが考え出したのは、
去年の新入社員、
つまり二年生が、今年の新入社員を教えるという方法。
これは、とりあえず、何回かやって大変うまくいっているようです。
少なくとも新人研修の間に辞める人は誰もいなくなりました。
考えてみれば、
新人の時の不安とか動揺などを、ベテラン社員はもう忘れてしまっていて、
新人の子たちを一番理解できない人なのかもしれません。
それに対して、新入社員に一番近くて
1年間で身に付けた技術も一番新鮮に覚えているのは、
去年の新入社員、つまり二年生なのです。
彼らが、今年入ったばかりの新入社員の気持ちを一番理解できて、
覚えている技術もマニュアルに一番近く、
新入社員を教えるベストの先生なのかもしれません。
先生役の二年生たちも、
新入社員を相手に、去年の自分を見ているような気持なのでしょうか、
新入のみんなをすごく嬉しそうに、すごく優しく教えています。
新入社員の研修の先生は二年生がベストのようです。
少なくとも、
この仕事においては、ベストのようです。
河村流先生と、向こうに新入生たち、
新入生の間に、野口先生がいます。
玉城先生。照れくさそうです。
左から新入生、先生、先生、新入生、・・・・
今日の朝まで、孫たちが来ていました。
だから、昨日も一昨日も、大変短い文章になり、その前は休みました。
どうでもいいことでしょうが、孫がかわいいと思えるような年になりました。