2015年03月02日(月曜日)
3.02.テレビコマーシャルはいつもドキドキします。
もう何年も続けていますが、
今年もキーパーのテレビコマーシャルが流れます。
広告媒体としてはインターネットの力がどんどん大きくなってきて、
昔からの媒体の王様であるテレビコマーシャルは、
相対的にその影響力が小さくなってきています。
それでも、認知度の広がりのスピードとか、視聴者の信頼性の感じ方などでは、
テレビコマーシャルがいまだに一番大きく桁外れの力を持っています。
だからそれに要する費用もスバ抜けて多く、
テレビコマーシャルを実施する時はいつもドキドキします。
さらに
一昨年までは、
テレビコマーシャルも「タイム」と呼ぶ“番組提供”で、
定時的に30秒CMを流していたので、
CMが流れる時間が判っていました。
だから、こちらも待ち構える気持ちでCMを見られたのですが、
昨年の4月からは、
「スポット」と呼ばれる番組と番組の間に15秒CMを
無数に流す手法に変えたので、不意打ちでCMが流れることが多く、
いつものように仲間たちと安居酒屋で飲んでいる時に、
突然、CMが流れたりすると心臓が飛び出るくらいに驚いて、
「これは体に良くないなぁ」と、ドキドキしたものです。
今年もそんな時期がもうすぐやってきます。
やっぱりドキドキするような金額と、
いざ流れたら、酒を飲んでいる時の不意打ちのドキドキで、
テレビコマーシャルは、本当に体に良くありません。
だいいち、
CMは、流れた瞬間にお金が消えて、
CMが流れたという痕跡が消費者の頭の中にかすかに残っただけで、
流したこちら側には二度と戻ってこない幻のようなものです。
本当にドキドキなのです。
懐かしい写真、
2009年(6年前)の2月12日(今回上場した日と同じ日)
ドイツ・ミュンヘンでオリバーカーンのCMを撮っていました