谷 好通コラム

2015年02月28日(土曜日)

2.28.富士山の真上を飛んだら、富士山は見えません。

ある程度の距離があるから、
その人のことがよく見えて、理解できるのかもしれません。
いつも一緒に、しかも間近にいると、
気が付くべきその人の良さも、
日常の生活の中に紛れて見えなくなってしまいます。

 

私は、いつの頃からか、
次から次へと幸運に恵まれるようになりました。
自分の子供のころから思うと、
そんなラッキーな運命に恵まれた人生ではなかったような気がするのですが、
ターニングポイントはどこだったのでしょうか。
何だったのでしょうか。

 

きっと近すぎて見えなくなっているものが与えてくれて、
それが転機になっているのでしょう。
昨日、安酒屋で酔っぱらっている時、
ふと気が付いたものがありました。
それを口にしたら、胸に迫るものがあったから気が付きました。

 

今、四国の高松に向かって飛行機に乗っています。
Aの反対側の席に座ったので
航路から考えて、富士山がきっときれいに見えると思ったのに、
あいにく、
富士山の真上を飛んだので、
富士五胡が見えただけで、富士山の本体は全く見えませんでした。
近すぎては、見えないものです。
でも、
雪に覆われた中央アルプスが素晴らしくきれいに見えました。
とりわけ、槍ヶ岳の”槍”がくっきりと見えたのはラッキーでした。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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