2015年02月03日(火曜日)
02.03.恐ろしい資質を持つ集団か
私はISILによる湯川さんと後藤さんの殺人を卑劣な事件と断じます。
宗教的根拠で殺してもいい敵などありません。
しかし、
人間の歴史には、
私たちがよく知っている権力者達が
アジアでも、アフリカでも、ヨーロッパでも、
百何十万人、何百万人
千何百万人、あるいは何千万人という単位で、
自分達側と違う”民族”であるとか、
違う”宗教”であるとか、
あるいは”階級”が違うから、イデオロギーが違うとか、
自分と何かが違うからという理由で、
人間を大量に虐殺、あるいは餓死させてきたという事実、
あるいは説があります。
人間とは、
動物のように食うために他を殺すのではなく、
もちろん殺さなければ殺されるからという防衛時なものでもなく、
同じ種の生き物であるのに、
民族が違うからとか、
宗教が違うからとか、政治的な立場が違うからなど、
なぜそれが大量にかつ残虐に人を殺す理由になるのか、理解できませんが、
その地域、国の人口の何十パーセントにも当たる
何十万、何百万、何千万人という恐ろしい数の人を殺しています。
生き物としては稀な種の生き物なのであると考えさせられます。
ISILも、あれほどまで残虐な殺し方が出来るのは、
過去の歴史のような大虐殺を起こす資質のある集団なのでしょうか。
そんなことが起きる前に、なんとか阻止をしなければならないと思いました。