2021年02月21日(日曜日)
2.21.自分自身のゴールは設ける必要性がある
私の母の妹にあたる人、つまり私のおばさんが亡くなりました。
90才、老衰で静かに眠るように亡くなった大往生だったそうです。
世代として一代上の人がだんだん亡くなって、
もう数えるほどしか残っていなくなってきました。
私の同じ代の人である「いとこ」でも、もう亡くなっている人もいる。
人間いつまでも生きていられるものではない事は分かっていても、
つい、目の前の事ばかりを見てしまって、
自分にも終わりがある事を忘れてしまうが、
時間だけは一切の遅滞なく進み、着実に自分も死に向かっている事を思い出す。
この会社は創業してから約36年間、
毎年必ず、前年比120%前後で伸び続けてここまでやってきました。
途中でドカンと急成長したことはなく、毎年、淡々と120%upです。
このままでは、どこまで行くのかさっぱり分かりません。
毎年上がるということは、乗数で上がって行くことで、
それが、たとえば120%でもあっても、
4年で2倍、
7年後には3.835倍になり、
わずか13年後に10倍以上になってしまうという事。
現に、この会社は創業以来35年間120%を続けたら2,000倍になっている。
毎年の成長を重ねて行く経営パターンは遣り甲斐があって楽しいが、
楽しさと遣り甲斐に身を任せていても
自分にいつかは「終わり」が来て、
自分自身はそこで止まらなくてはならないことを思い出します。
だから、私も、
自分としての「ゴール」を設ける事をしなければならない。
と、
改めて思ったのでした。