谷 好通コラム

2014年10月12日(日曜日)

10.12.台風一過の爽やかな秋空を楽しみに、正常に怖がる。

台風19号がもうすぐ日本列島を縦断するようです。
先週の週末に台風18号が来たばかりなので、
二週連続で、週末を台風で雨が降ることになりましたが、
コーティングの予約を多くいただいているので、
ここまで天候に恵まれなくても、
何とか販売実績を昨年以上に保ち続けています。

 

昨年9月の記録を見ると、
昨年も初旬に天候がすぐれなかったようで、
低迷気味でしたが、
今ぐらいの時期から、急激に実績が上がっています。

 

今年もあと何日かで台風19号が行ってしまえば、
台風一過のさわやかな秋空が広がって、
たくさんのお客様が店舗に来られるのでしょう。
昨年の記録がそれを予感させます。今から楽しみにしたいと思います。

 

しかし、地球温暖化が進む中で、
日本に来る台風がだんだん大型化するとテレビで言っていました。
台風とは、赤道近くの海の熱エネルギーが作るのだそうです。
それが日本に近づくにつれて、
冷たい海水に冷やされ、エネルギーが奪われて、
日本に近づくにつれて、徐々に台風が弱まってくるのが普通です。
しかし近来、地球温暖化で日本近海の海水温度が高くなってきていて、
台風の勢力が弱まらないまま、日本に上陸するようになるということです。

 

台風が近づいてくると、
警戒することを求める声がテレビなで大きくなりますが、
台風18号では実際に台風が来てみると、
あまり風も雨もたいしたことはなかったと感じました。
少なくとも私たちの店舗がある場所では、肩透かしに思えました。

 

警報の出し方、警戒の表現の仕方が、
安全のための用心として大き目になってきていて、
かえって、警報に対する市民の受け取り方が鈍くなっているのではないかと、
不安を感じます。
現代は、特に都会では、
鉄骨やコンクリートの建物の中にいて、
どんな激しい暴風雨でも、平常とまったく変わらない生活環境が保たれます。
私自身も、自分が自然災害に対して鈍くなっていると思います。

 

心配して臆病に準備し過ぎると損をするとか、恥ずかしいとか、
余計なことを考えずに、
自然の脅威である台風の威力を、決して、甘く考えず、
キチンと正常に怖がって、台風に備えたいと思います。

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2024年11月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.