2014年09月18日(木曜日)
9.18.きわめて危ないところでした。
今朝、
知多半島道路を走ることがあって、
大府インターを出た信号を右折しようと信号待ちの列に並びました。
その時、
急にお腹がゴロゴロっと来たのです。
腰に巻いているコルセットがきつ過ぎたのでしょうか。
信号待ちの列が、今日は少し長めです。
10台はいます。
しかも一番前に、
超安全運転で地元では有名な運送会社「グリーンハンド」のトラックがいます。
いやな予感がしました。
その信号を曲がったら会社の建物は目の前です。
会社の建物前の駐車場から三階のトイレまで1分で行けます。
しかし、インター出口の信号をひと信号で行ければ問題ないですが、
モタモタして、ひと信号で行けず、ふた信号待つことになると、
お腹のゴロゴロがつらくなります。
さあ、青信号に変わって、
ゆっくりとグリーンハンドのトラックが動き始め、
案の定、モタモタっと前に進んでいきます。
思わず、車の中で「おらーっ、早く行こうぜっ」とつぶやきます。
でも意外と青信号が長くて、列がこなされていきますが、
あと二台のところで黄信号になりました。
普段なら、間違いなく停まります。
でも、ゴロゴロだったので、
今日は、黄信号に入りました。
違反かどうか、微妙なところです。
あまり信号を守らない横着なオバサン運転手なら、
その後ろからもう一台来るくらいのタイミングです。
信号を渡ったところで、ドキッとしました。
曲がった道路の反対車線にパトカーが先頭に停まっていたのです。
「あちゃー、何でこんな時にいるの?」と、思ったのですが、
パトカーはそのままじっと停まって赤色灯も点けません。
実際に信号無視にならなかったのか、見逃してくれたのか。
分かりませんが、どちらにしても助かりました。
あの場面で、つかまったら大変でした。最悪です。
たとえば、
信号無視としてパトカーがサイレンを鳴らしたら。
そして私が目の前の会社の駐車場に走りこんだら、
きっと私が会社の中に逃げ込んだと思って、
パトカーは駐車場の中に私を追ってきたでしょう。サイレンを鳴らしながら。
本社の一階の駐車場は、
中央トレーニングセンターにくっついています。
その中央トレセンには今日も研修の皆さんが何十人かいらっしゃいます。
その何十人かの目の前に、
パトカーに追われたオッサンが車で逃げ込んできて、
そのオッサンは、トレセンの中のトイレに走り込んで、
警察官がそれを「逃げるなぁー」と追ってトイレのドアをどんどんと叩きます。
「出てこーい。もう逃げられんぞー。」
そのうち、
お腹のゴロゴロがスッキリしたオッサンが出てきます。
そこで逮捕です。
研修のみなさんはびっくりするでしょう。
そして、
トイレから出てきたオッサンは
「いや、逃げたんではなく、トイレに行きたかったんです。お腹がゴロゴロで、」
「あのー、私、この会社の社長です。」
警官はきっと言うでしょう。「ウソつくなっ!!。」
私「ホントです。わたしはホントにここの社長です。」
その顔はもう半ベソです。
その光景を、
何十人かの研修のみなさんの目にはどう映ったでしょう。
そして、そのままこの会社のKeePerの研修を受ける気になったでしょうか。
それを見つけた、会社のスタッフはなんて言うでしょうか。
「社長、何やってんですか。」と言って、
とりあえずは、私を社長と証明してくれるでしょうが
きっと私の人格はボロボロです。
きわどい黄信号と、
お腹のゴロゴロによって、
私は、今日、きわどいところでした。
私の運命が、ちょっと不運に傾いただけで、
私の人格はボロボロになったところでした。
現実は、
パトカーが信号無視と判断しなかったので、
悪夢にならず、
トレセンに集まっている皆さんに、
「おはようございまーす。」と挨拶をして、
三階のトイレまで悠然と歩いて行き、入り、済ませて、
今、平和に、これを書いています。
人生、ウンと不ウンは、紙一重ですね。今日は超ラッキーでした。
でも、これで今日のラッキーを使い果たしてしまったかもしれません。
もうすぐ10時から、常務会です。
がんばらなくては。