2014年07月20日(日曜日)
7.20.仙台では、濃霧で、予選が中止になったそうです。
毎日、事件が続きます。
マレーシア航空の旅客機が撃墜されたのは、本当に怖いと思いました。
飛行機は、機械として安全性のきわめて高い乗り物に進化しています。
機械的な不具合で墜落事故に結びつくようなことは滅多になくなりました、
しかし、人為的なミサイルでの攻撃には、
「旅客機」なので、何も抵抗する術を持っていません。
機長は、自らが操縦する機体に向かって高速で迫ってくるミサイルを、
レーダーで捕らえたはずです。
その絶望的な光景を、機長は、乗客にアナウンスで知らせたのでしょうか。
考えただけで悲しくなります。
飛行機を安全に飛ばし、
落とすまいとする技術は極限まで発達しましたが、
逆に落とす技術も発達して、旅客機に比べればわずかな費用で、
多くの代えがたい命と一緒に、撃ち落します。
残酷な話です。
人間が持っているエゴとは、恐ろしく残酷な力を持っています。
ベネッセの個人情報漏洩も考えさせられます。
約1億人の情報を、200万円余で売ったそうです。
売ったほうも犯罪ですが、買った業者も同じ穴のムジナのように思えます。
またその業者から個人情報を買って、その情報を使った者も
その情報の出所に犯罪の臭いを全く感じなかった訳ではないでしょう。
いずれにしても、ベネッセは、
個人情報の管理責任に関わるセキュリティに不備があったことはいなめず、
その賠償に200億円の資金を用意したそうです。
たった一人のエゴが盗んだ200万円の為に、
責任を持つべき者ではあるが、被害者の一人でもある者が200億円払う。
なんとも理不尽なことです。
たった一人のエゴが、
その一万倍もの代償を生むことに、そら恐ろしさを感じます。
犯罪として成立しないのかもしれませんが、
関東の花火大会で、
河川敷の芝生に、油性のスプレーで、
「場所取り」の線や名前を書いた者が多くいたそうです。
「取った者が勝ち」「やったが勝ち」
「奪った者が勝ち」のエゴの典型です。
犯人は、デレビに映し出された河川敷の芝生に書かれた自分の名前を見て、
どう思ったでしょう。
恥ずかしいと思ったでしょうか。
たぶん思わなかったでしょう。
思うような者ならば、あんな破廉恥なことは出来ません。
人間のエゴは、何処にでも、誰の中にもあります。
インターネットの匿名性の世界が、
「やったが勝ち」の悪しき風潮を育んでしまったのでしょうか。
もう日付が変わって7月20日(日)です。
昨日、仙台SUGOサーキットでは、
スーパーGT第四戦の予選が行われる予定でしたが、
濃霧のために中止になり、本日の決勝前の朝、行われることになったそうです。
それでも午前中のフリー走行の様子が、
中村佳史カメラマンから送られてきています。
もうそろそろ時間なので、仙台に向けて出かけましょう。