2015年01月20日(火曜日)
01.20.最初で最後のロードショー
上場前に会社説明を機関投資家に行うことをロードショーと言うそうです。
それがやっと今日で終わります。
7日間に31社巡って、ラージミーティングも行いました。
スケジュール的にも大変ハードであり、
説明する相手が、アナリストという大変頭のいい鋭い人たちなので、
1社への説明と質問への回答は1時間とはいえ、
ものすごい集中力を要するもので、
タフな意志の力を持っていないと果たせません。
でも、同行の証券会社の部長に聞くと、
上場するような会社の創業者は、皆さんタフなようで、
ロードショー途中で投げ出す人はこれまでにはいなかったそうです。
私も何とか、今日、最終日の最終訪問先にまで漕ぎ着けました。
今日、すべてのロードショーが終わって名古屋に帰ります。
「これは上場してからもやるのですか?」と聞いたら、
「IR(投資家向け広報)の活動は、随時行われますが、
今回のようにこんなハードスケジュールはありません。
これが最初で最後です。」と言われました。
「最初で最後」とは、ホッとしました。
でも、ちょっと寂しい気持ちもあります。
アナリストの方たちと話をしていると、
自分の仕事をやっているだけでは気が付かないことがいっぱいありました。
それで今後の仕事のヒントになることもあり、
会社の経営や、経済についての認識も新たになった気がします。
いずれにしても、とても新鮮でした。
7日間にわたる最初で最後のロードショーは、これで終わりましたが、
アナリストの皆さんとは
今後も話す機会がいっぱいあるということですので、楽しみです。