谷 好通コラム

2014年05月08日(木曜日)

5.08.「ダイヤモンドキーパーの製品的な概念」

今、ダイヤモンドキーパーの新しい施工マニュアルを作っています。
作業内容そのものの変更はありませんが、
より読み易く、より解かり易くすることで
施工をされるみなさんの技術の向上に、より役立てることが目的です。
その中の「ダイヤモンドキーパーの製品概念」を書きましたので、
それを
なかなか私自身が書けなくなっているこのプログの、一話にしました。


 

「ダイヤモンドキーパーの製品概念」

 

ダイヤモンドKeePerは
①ガラス被膜と、②特殊なレジン被膜の二重の被膜で出来ています。

 

①柔軟・分厚く・深いツヤ・アルコキシオリゴマーの「ガラス被膜」



1層目の「①ガラス質被膜」は、
分子的結合を比較的低分子にコントロールされたアルコキシオリゴマーであり、
独特な柔軟性があります(硬度約4H、塗装と同程度)。
だから、塗装の熱伸縮に追従することが出来、
分厚い被膜を造ってもはがれません。
(硬いガラス被膜は厚いとはがれる。だから通常のガラス被膜は極薄膜になっている)
その結果、
ダイヤモンドキーパーのガラス被膜の厚みは、
約1ミクロン(普通のガラスコーティング被膜の約50倍程度)を越し、
その厚みで塗装面のツヤを損ねている微細傷や凸凹を埋めて
被膜表面を厳密に平らにして、”異次元のツヤ”を作り出します。

 

また、このガラス被膜は本質的に無機質であり、
酸性雨や紫外線に対しての防護能力を持っています。
また、時間をかけてじっくりと空気中の水分(湿気)と反応させて組織を硬化させ、
非常に密度の高いボディガラスコーティング被膜を形成し、
5年耐久コーティングの基礎になっています。。

 

※(クリスタルキーパーは、液体の水の上から直接塗って瞬間的に硬化させるので、
ガラス被膜の密度はダイヤに比べるとかなり低くなります。
しかし、十分に1年以上の耐久力があり、ツヤも非常に良く、
作業時間が短いため安価であり、結果的にクリスタルキーパーは一番人気の商品になっています。)

 

②強い防護能力で水ジミの固着を防ぐ特殊レジン



2層目の特殊な「②レジン被膜」は、
無機質のガラス皮膜の上に密着することが出来る無機の面を持ち、
その密着面の反対側にあたる被膜の表面側は、
有機質の性質を持つ特殊な構造のレジン被膜です。

 

他の多くのガラスボディコーティングでは、
水道水等に含まれる無機質のミネラル(カルシウム、マグネシウム、ケイ酸塩等)が、
無機質のガラス被膜の表面に”固着”して、
醜く頑固な「水シミ(ウォータースポット)」が出来ますが、
二層式のダイヤモンドキーパーでは、
表面をレジン被膜で有機質にする事によって、
「水シミ(ウォータースポット)の固着」を、本質的に防止する事が出来ます。

 

また、ガラス被膜とは異なる屈折率を持つ透明なレジン被膜を
ガラス被膜と重ねることによって、
ガラス被膜単体とは異質のより強いツヤと、強い撥水性を出します。
(第3者機関で実証)(特許登録済み)

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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