2014年02月13日(木曜日)
2.13.些細な小事にこだわって、大事を失うことなかれ
それがとても些細な事でも、
自分からの見方からすれば、どうしても譲れない事で、
しかしそれを、言い張り続けることによって、
それよりもはるかに大きな事まで、失ってしまうことがあります。
例えが大き過ぎますが、
国と国の国境のわずかなズレを、
どうしても、相手の国と自国が自分の言い分を、
言い張り続け、
譲れないまま、
殺し合いである戦争にまでになって、
多くの大切な国民の命を失ったとしたら、
お互いが、お互いの言い分にどれだけの正当性があったとしても、
得ようとした些細な小事が、
人の命という大事と引き換えにするほどのものであったのか、
それが解からぬほどの愚かさは、ないのではないでしょうか。
こんな大きな例えに因らなくとも
どちらにも正当性がなくなってしまうような
些細な小事にこだわって大事を失うような愚が、
私達の生活の中にまで存在しているような気がします。
心を開かなくてはいけないと思うのですが。
でも、なかなか、それが出来ないから、世界中に戦争がやまないように、
失わなくてもいいのに、大切なものを失うことがあります。
多少のストレスと引き換えにでも、心を開くべきなのでしょう。