2014年01月28日(火曜日)
1.28.間違ったことがそのまま通用するすごさ、怖さ。
ふと、思いました。
私が今年は30周年とあれだ騒ぎ続けたのに、
200人以上いる社員の誰も、
それが間違いであると気が付きませんでした。
自社のホームページに1985年に最初の設立がされたと書いてあっても、
2014年、29年目の今年が、
30周年と言われることに誰も疑いを持たなかったのです。
誰も興味がなかっただけかもしれませんが、いずれにしても、これはすごいことです。
私の間違いを誰かのセイにすり替えようとしている訳ではなく、
本当にすごいことだと思ったのです。
と同時に、怖いことだとも思います.
会社のリーダーである私の言う事に誰も疑いを持たなかったのは、
これが創業時のゼロからの出発で、
創業者の価値観でみんながまとまって力を合わせている時は、
創業者の言葉を信じて疑わない姿勢は、
成長のスピードと強さを支えるためにはあるべき要素かもしれません。
社長の価値観でみんながまとまらないと、
初期の会社は成長しないからです。
しかし、会社がある程度成長して、
あるいは十分に成長して、会社が大きくなり、社員が十分増えた場合、
いつまでも創業者の価値観を会社のよりどころにしていては、
事業のスピードはかえって落ちます。
組織が大きくなれば、
隅々にまで創業者の意思が届くまで待つ時間がロスになります。
企業としてのスピードを求めるならば、
組織として自立した判断と行動が、
報連相を伴って、スピーディーになされていなければなりません。
その方がはるかに早いだけでなく、効果的です。
そういう意味では、
この会社は、まだ、
私の言い出したことは、
とりあえず、ノーチェックで通ってしまう体質なのでしょう。
まだ、事業継承をすべき段階には出来ていない。
まだ私自身がやるべき仕事、やり残している仕事が残っている。まだダメだ。
と、神様が、私自身にダメを出したことなのでしょう。
しみじみ反省です。
どうすべきなのか
昨日、金沢に行って、その答えのようなものを見つけました。
金沢には、冬のキーパー選手権で、19店舗全店を全国50位以内に入れ、
日本国中をビックリさせた㈱金沢丸善さんがあります。
選手権が終わった早々の1月初旬に取材に行ったのですが、
その時点では、私の腰の調子が悪く、
コンディションが最悪だったので、
キチンと聞くべきところが聞けていなかったような気がしていて、
再度、金沢丸善さんキーパー選手権独占の立役者尊入課長に、
面会と取材を申し入れて、お話をじっくりと聞いてきました。
それで、あるべき姿を私なりに見出したのです。
もう少しじっくりと書きます。
キーパー選手権を一店舗の落としも無く、
全店入賞させた秘密が、やっぱりありました。
といっても奇策でも何でもありません。なるほどと説得力のあることでした。
また、あした。