谷 好通コラム

2021年04月13日(火曜日)

4.13.読み書きを鍛えるためには

読み書きは人と人とのコミュニケーションを図るための基本的な能力です。

読む力は、聞く力、見る力に通じる所があり、

書く力とは、話す力にも通じます。

 

特に「書く力」は、仕事をしていく中で最も重要な力の一つであり、

自分が書いた文章が相手にどう伝わるのか、それを感じ取れないと、

相手に通じないタダの文字と言葉の羅列を書いているだけになって、

自分が判るだけで

全く仕事になりません。

 

相手の事を感じることが出来ない自分勝手な者は、

自分が書いた文章が、

相手にどのように伝わるのか興味がなく

自分が知っていることを自慢したいがために書き並べるだけなので

いくら文章を書いても相手に通じるような文章にならず、学習になりません。

しかも、いつも自分が正しいので、誰からも学ぼうとしません。

それどころか、

自分の文章を解らない相手をバカにするような愚すらやってのけます。

 

でも、本当に読み書きの力を鍛えようと思うなら、

ひたすら多くの人に向かって文章を書き続けて、

相手に通じないことを痛感したり、思いっきり恥をかいて、

痛い目に会い続けるしかありません。

でも残念ながら、

そういう人は、実は自分は間違っていないと思っているので、

そんな無駄だと思えるような努力をしないのが普通です。

 

過去の成功体験が、どうしても自己否定の邪魔をして、

正しいままなのでしょうか。

残念ながら、そういうことが多いようです。

 

体を鍛えるためには、

今出来ないことを自覚した上で

出来るように、ひたすらやり続けるしかないように、

読み書きが下手な人は、

まず、下手と気が付いて、

ひたすら書き続け、読み続けるしかないのと似ています。

私だって同じことです。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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