2013年08月21日(水曜日)
8.21.おどろくほどに現場主義が生きていた
最近、精力的に色々な得意先などに表敬訪問をさせていただいています。
中には非常に大きな会社もあって、
そういう会社のトップの方たちとは、
雲の上の人のようなイメージがあったのですが、
お会いして、お話を伺って、共通して思うのは、
皆様、バリバリの現場主義で、雲の上の人なんてことはまったくなく、
現場に行き、
我々のように現場にいる者と
積極的なコミュニケーションを持っていらっしゃるということです。
それに、よく飲んでいます。
さすがに1,000人以上もいる社員さん全部と飲むわけには行かないでしょうが、
少なくとも現場の責任者クラスの人とはくまなく飲んでいらっしゃるようです。
それが大変なのはよく解ります。
私も、会社の「達成会」などでよく飲んだものでした。
飲んで食って大騒ぎの若い子たちとの達成会=飲み会は、
めちゃくちゃ楽しくて大好きです。
私の人生はこれがあるから楽しかったと思えるほど大好きです。
しかし若い子たちは、とにかく「焼肉」が大好きで、
「焼肉」が続いたこともよくありました。
それで、会社の人数が増えるにしたがって
「焼肉」は常務、部長クラスの人に任せるようになって、
私は今では、達成会自体にあまり出席しないようになりました。
ところが、
前述の大きな会社の大幹部のみなさんは、
あらかも鋼鉄の肝臓をお持ちであるかのように、
非常によく飲んでいらっしゃるようなのです。
先日お会いした大会社の社長は、
若い子たちが焼肉を食べたいというなら、
とことん毎日でも付き合ったとおっしゃいます。
私にはとても出来ません。
もちろん、若い子とお酒を飲むから現場主義であるというわけではありません。
実に現場のことをよく知っていて、
現場の人たちの気持ちを知っているのです。
現場に自分を持って行き、
現場を見て、現場で話をいっぱい聞き、話し、感じているから、
現場のことをよく知っています。
私は会社と自分が、
本気で現場主義であることを誇りに思ってきましたが、
まだまだ、上には上がいることを思い知ったものです。