2013年05月26日(日曜日)
5.26.「ビビっとらんで早よ降りて来い」+「バケの恋」
朝っぱらから疲れた。
玉なしの野良、シロちゃんが、自分で上った屋根から降りられなくなって、
ミャーミャーと、もう2時間以上鳴いているのだ。
鳴くというよりも、泣いている。
「たしゅけてー」か。
お釜がかわいそうがっても、いまいちかわいくない。
といって、放って置くわけにもいかず、
アルミの脚立を伸ばし、ハシゴにして屋根に掛けた。
「シロっ!降りといで」とやさしく声をかけるが、
ハシゴを掛ける時の音にビビッてしまって、
最初は近づいても来ない。
徐々に近づいてきて、
下を覗くが、
やっぱり腰が引けて、降りてこない。
会社の仕事でも、
こうすればいいと分りきっていても、
ああだ、こうだと言って、ちっともやらない人がいるが、
今のシロは、そんな感じだ。
イライラしてくる。
名古屋弁で言うと「たわけか、お前は。ビビっとらんで早よ降りて来いっ」
やっと降りてきたのは3時間後。
何事もなかったように。くつろぐ。
ふと、
外を見ると「バケ」がいる。
図々しく、窓ガラスにへばりついて、中を見ている。憎たらしい奴だ。
しかもバケの視線の先を追うと、「リンちゃん」が、おすまししている。
分っている人の解説では、
バケはリンちゃんに恋をしているのだそうだ。
こんな迫力の顔して、恋?
「リンちゃん、かわいい・・・」ってか?
どこでも、女は強い。