2013年04月28日(日曜日)
4.28.明日の決勝を闘うに、何の問題もない。
今日は富士スピードウェーで、
スーパーGT第2戦の予選である。
午前中のフリー走行では、
LEXUS SC430勢はトップから5台が独占し絶好調であった。
それもかなりの間、
我が#37と僚友#36が、トップ1.2を占め、
今回のレースは、いよいよ・・来たかと、ちょっと上気した。
フリー走行が終わってピットに帰って来た#37
左から関谷監督と、アンドレア・カルダレッリ。
そしてメカニックの方と、伊藤大輔選手。ショートミーティングも明るい。
僚友の#36ペトロナスTOM’Sも、絶好調だ。
TOM’Sの#36、#37のSC430両車には、クリスタルキーパーが施行されているが、
タイヤハウスの中にもレジンが塗りこんである。
すると、メカニックさんもびっくり、タイヤカスがまったく着いていないのである。
これはすごいと、サーキットの中で評判になりかかっている。
後輪のタイヤハウスの中もタイヤカスがまったくついていない。きれいなものだ。
キーパーTOM’Sのキャップとシャツで、チームを常にアピール。
アンドレアは若いけど、レースビジネスを良くわかっています。
TOM’Sのテントの中を紹介。しごく快適です。
トランポの中から、#36のロシターが出てきた。
私達がいつもいるところ。
お客様がいっぱい来られるので、いつもテントの中にいます。
午後になって、予選の前。
ドライバーのヘルメットが並べられ用意されている。
#37の責任者小枝チーフエンジニアが、予選の準備。
その間に、
ポルシェカップに出場中の小河諒君が、予選でトップ。
ポールポジションをとったばかりか、コースレコードまで造った。
こいつはひょっとしたらかもしれない。
予選が始まった。
#37は、観覧席に出て行った私達の前を、
2度通り過ぎたが、3度目はなかった。
3周目、最終コーナーを上りきったところで止ってしまったのだ。
原因はプロペラシャフトの破損。
エーっそんなことってあるの?って言うぐらい最近では珍しいトラブルで、
予選のタイムアタックは終わった。
ピットで控える伊藤大輔選手の呆然とした表情が、
モニターに映し出される。
帰ってきた#37。
壊れたのは単純なプロペラシャフトなので、
修理はそれほど難しくはない
予選は車が壊れてしまってダメでした。
しかし、壊れたのが3周目だったので、
予選タイムは取れていたのだ。
だから、決勝はピットスタートではなく、
他の車と一緒のローリングスタートで最後尾スタートになっただけだ。
しかも、
まったく同じようなタイムでせっていた僚友の#36がポールポジションを取ったのだ。
#37もまともに走っていれば、#36と共にトップ争いをしたのは間違いない。
スピードは優勝を狙えるレベルに十分にある。
明日の決勝を走るに問題はまったくない。
ただ最後尾からのスタートであるだけだ。
故障も今日のうちに出てくれて良かった。
明日の決勝で出たら、すべてが終わっていた。
明日の決勝を走るに問題はまったくない。