ここのところ全国のキーパー選手権入賞店に、
タイムスの取材や優勝盾の進呈などでたくさん伺いました。
その中の一つ、一昨日も、
福岡の㈱ジョモネットD.D.福岡空港店さんに伺って
色々とお話を聞いてきました。
そこでつくづく思ったのですが、
クリスタルキーパーなど、ものすごい施工台数を持っていて
素晴らしい高い実績を出すキーパープロショップの所長さんは、
一人残らず「施行の技術には絶対の自信がある。」とおっしゃいます。
D.D.福岡空港店の水頭所長もそうです。

この店舗は、昨年の途中まで他のコーティングを使っていたのですが、
会社の方針もあって、キーパーコーティングを導入されて、
キーパープロショップには昨年の途中から登録をされました。
以前のコーティングは、ポリッシャーによる研磨を必要としていて、
大変な労力を使っていたのですが、苦労した分、逆に
コーティングがキチンと塗れているかを見極める「目」と、
ムラなどを残さない「目」を、
スタッフ全員が鍛えられ持っていたそうです。だから、
「少ない労力で本当にきれいに仕上げられるクリスタルキーパー等では、
仕上がりの商品品質に集中できて、品質の面での不安は一切持っていない。」
そう自信を持っておっしゃっていました。

長崎のマツハヤ石油㈱D.D.ルートエムチトセ店の中嶋所長は、
キーパーを導入当時、
弊社の長崎担当だった永江君が実演した手洗い洗車を見て、
「うまい。カッコいい！」と感動して、
自分も、お客様やスタッフから「うまい。カッコいい！」と思われたい。
そうする事で、この店が必ず成功できると考え、
洗車･コーティングを一生懸命、人一倍、集中して練習したそうです。
それでとうとう。
コーティングの技術においては日本一を豪語するマツハヤ石油さんの中で、
技術コンクールで優勝したこともあるそうです。
自分がうまくなれば、店のスタッフも必ずうまくなるはず。キーパーを始めてから三年目、
うまい技術で品質の高いクリスタルキーパーが、
高いリピート率を成し遂げ、成るべくして日本一になったわけです。

全国2位の紀洋石油さんでは、
キーパーラボを卒業した船渡課長が、
まずキーパーラボ仕込みの洗車とコーティングをスタッフに見せ、
その手数の少なさと上手さとスピードに、みなさんが、
「これならできる。」と確信を持たれ、まず徹底した技術の習得から始めて、
全員の力で、驚異的な全国2位を実現しました。
「品質には絶対に自信があります。」とは船渡課長の言葉。

全国4位、6位の㈱矢嶋商店の川口SS、わしの宮SSは、
スタッフ全員がコーティング技術認定を受けていらっしゃいます。
その上で、不意に訪問した弊社小川スタッフが目撃し
報告してきた事実に私は感動しました。
深夜、営業が終わった川口SSで、ベテランの矢嶋店長が、
若いスタッフを検定官にしてコーティング作業のチェックを受けていたのです。
品質に対する厳しさは、自分に対する厳しさそのものです。

もちろん店舗全体の技術に対する自信は絶対的であり、
「品質を裏切れない、裏切ったらお客様はもう来ない。」と、
妥協しない姿勢を貫いています。

もう一度言いますが、
実績の上がっている店舗の所長は、必ず、
「技術には絶対の自信がある。」と口を揃えておっしゃいます。これは、
ここ何年かで何百軒か訪問してきた私の経験の中で、
すべての店舗に当てはまることなのです。

実績がいいから、技術に自信があるのでしょうか。
たぶん、これは逆ですね。

技術に自信があるから、
自信を持って販売ができ、
自信のある技術で施行するから、
お客様が翌年もまた施行したくなって、
どんどんリピートのお客様が積み重なって、
否が応でも、どんどん実績が上がってきてしまう。

まず、ビジネスに成功するためには、
取り扱う商品が、良い商品であることが絶対条件であります。
それがサービス商品であるコーティングの場合、
良い商品とは、絶対の自信を持った高い技術から造り出されるものです。

さらに逆を言えば、
コーティングのビジネスで、
成功しようするならば、まず、
絶対の自信を持てるような高い技術を
自らの身に付けることが最低の条件であると言える。

ということは、
絶対の自信を持てるような技術を、自ら身に付ければ、
おのずと、コーティングビジネスは成功できると言うことになる。
きちんと妥協なき技術を我が身に付けることで、
一つのビジネスに成功する可能性が膨らむのならば、
こんなに簡単な事はない。

ガソリンスタンドなどすでにお客様が大きな来店動機をもった店舗でのコーティングビジネスは、
技術をしっかりと、自分に妥協せず、自分に厳しく、身に付ければ、
成功しない訳がないと言っても、いいのかもしれない。

最後にもう一度だけ。
実績の上がっている店舗の所長は、必ず、
「技術には絶対の自信がある。」と口を揃えておっしゃいます。
一件の例外もありません。