2013年01月20日(日曜日)
1.20.キーパープロショップに凌駕されつつあるLABO
私達の会社の決算は6月なので、
会社としてのお正月は7月ということになりますが、
1年の区切り、心機一転という意味で言えば、
やはり、本当のお正月である1月が一番ピリッとします。
私はお正月早々、健康に少しトラブルがあって
少々出遅れた感はありますが、ようやく動き始めています。
先月12月の第11回キーパー選手権は、
私達にとって大きな転機になる出来事でした。
プロショップさんの力がどんどん上がってきていて、
この選手権はひょっとしたら
1,000ポイントを越すような高いレベルの闘いになると予測していましたが、
6店舗ものプロショップさんがそれを越すとは予想外でした。
キーパーLABOがポイントで初めてトップを逃したことは仕方がありません。
それでもLABO足立店が1,000ポイントをかろうじて越しました。
しかし、クリスタルキーパーの
“施行台数”においては、
LABOは一軒も200台を越すことは出来ませんでしたが、
プロショップさんは、
かなりの数の店舗が200台を越して、しかも大幅に越しています。
次の8月、あるいは1年後の12月の選手権では、
多くのリピート施行が期待できるので、
300台以上施行をする店舗がきっと続出するのでしょう。
ただ、洗車・コーティングの売り上げ金額では、
まだLABOは3軒が1,000万円をオーバーし、
平均でも700万円以上を記録し、まだリードしているようですが、
お聞きするとプロショップさんでも
洗車・コーティング売り上げで800万円オーバーの店舗があったり、
軒並み600万円オーバーの店舗があったりで、かなり肉薄してきています。
従来の選手権では、コーティングを安売りして台数を稼ぎ、
ポイントは大きく上げているものの、
売り上げ金額的にはあまり高くない店舗もありました。
しかし最近は、みなさんしっかりと売り上げも確保しているようです。
洗車・コーティングは、
商品の付加価値が固定している”物販”ではないので、
安売りが拡販につながるとは限らず、
むしろ、キチンとした技術力と品質でリピートのお客様を確保するほうが、
お客様も喜んでいただけるし、
施行台数、売り上げ共に確実に上がることが浸透してきているからでしょう。
今年は、この部分においてもLABOは越されるのでしょうか。
しかもLABOはほぼ洗車・コーティングの売り上げのみですが、
プロショップさんの多くが
ガソリンスタンド(SS)であり、
燃料油であったり、オイル、車検などの収益源もあって、
総合力においては、LABOのそれをはるかに凌駕します。
しかし、LABOは、同規模の敷地に新規で建設しても、
新規ガソリンスタンド(SS)建設の3分の1程度もかかりませんし、
空いた既存建物を改造するタイプならば
新規SSの建設費の10分の1程で済みます。
SSはLABOに比べてはるかに重いビジネスを前提にしているのです。
だから、その成果をストレートに比較できるものではないのです。
その上で、
専門店であるLABOを凌駕し始めたキーパープロショップさん達を
本当にすばらしいと思います。
日本国中のキーパープロショップをはじめとする
キーパーコーティングの施行店さんが、
キーパーの技術をしっかりと身に付けられてきて、
一台一台、キチンと自信を持って施工し、販売していただいた結果です。
こんな嬉しいことはありません。
キーパーコーティングがたくさんの店舗の収益に貢献していること。
キーパーがたくさんのお客様に喜んでもらえたこと。
そして、たくさんの技術を持ったスタッフの方たちにとって、
キーパーコーティングを、誇りを持てる仕事としていただいたことに、
この上ない喜びを感じ、この仕事をやってきて良かったと思います。
では、LABOは今後、どのようにして行くべきなのか。
色々と考えています。
これまでLABOが果たしてきた役割と、意味を考えながら、
そんなことを次の話で、書いて行きたいと思います。