2012年11月07日(水曜日)
11.7.家にお土産をほとんど買ったことがない。
中部空港から長崎へ飛ぶ飛行機の中です。
今日から三日間、長崎→福岡→沖縄で三連続の研修会です。
三日間の出張は珍しいことではありませんが、
出発する時にはやはり緊張します。
特に研修会の場合、行った先で多くの方にお待ちいただいているので、
忘れ物をせずに、きっちりと
予定通りに行動しないと沢山のご迷惑をおかけする事になります。
忘れてはならないことにも優先順位があって、
相手がある用件が優先順位の上に来て、
よりプライベートに近い事ほど優先順位が下に来ます。
たぶんこれは出張のみならず仕事をするには共通してあることだと思います。
だからと言うわけではありませんが、
私はほとんどお土産を買いません。
お土産は私にとって優先順位がもっとも低いところにあります。
お土産を買って帰らないもう一つの理由は、
いつも出張先で仕事が終わったら、
そのまま次の出張先に移動するか、家に帰るかどちらかにしているからです。
つまり、Aという場所で仕事が終わったら、
そのAで食事をしたり、泊まったりせずに、
すぐにBへ移動してしまうか、家に帰るかしてしまうのです。
そうすると次の日、朝からBあるいは本社事務所で仕事をする事が出来ます。
しかし、Aで泊まったりしてしまうと、
次の日は、朝からAからBまたは本社事務所への移動をせねばならず、
次の日のBまたは本社事務所での仕事が、
ほぼ昼からになってしまうので、
一日の仕事が出来る量の1/3を失ってしまうからです。
仕事が終わったらすぐに移動のサイクルで出張をしていると、
お土産を買う気にならなくなります。
Aという場所でよるまで仕事をして、
そのままAで夜の食事をして、泊まって、
次の日の朝、家に帰るのなら、
朝の空港か駅でお土産を買う心境になるかもしれませんが、
実際はもう前の日に移動してしまっていて、朝には仕事をしているので、
お土産を買う心境になるタイミングがないのです。
こういうサイクルで仕事をしていると、
どこへ出張しても朝から仕事ができるので、
仕事の量が確保できるだけでなく、夜、あまり飲めないので
健康も確保できます。
仕事を終えたらすぐ移動するのは、大変そうで、かえって疲れません。
やってみると本当にそうです。
前日の夜、仕事をしてから飲んで、
次の日は「移動日」として移動するだけなんて、この会社ではあり得ません。
だいいち「移動日」などという意味のない言葉は存在すらありません。
飛行機で10時間以上もかかる遠くの外国でしか考えられません。
しかし今回の出張は、
長崎で仕事をして、
長崎で食事をしてから泊まり、
次の日に車で福岡に移動します。
福岡での研修会が午後スタートだからであり、
研修会の準備を現地のスタッフに安心して任せられるからです。
長崎で大切な人とお酒を飲みたいと思ったことも大きな要因です。
そして明日は朝早く福岡に車で移動し、昼から仕事をして、
福岡に泊まって、次の日に沖縄に向かいます。
福岡→沖縄の飛行機が
朝一でスカイマークエアラインの安い便があるからです。
何人かで行くので三万円近いANA/JALよりも
一万円ちょっとで乗れるスカイマークの飛行機を優先しました。
沖縄では仕事をした後、その日の夜の飛行機で名古屋に帰ります。
沖縄こそ泊まりたかったのですが、
次の日に午前中から役員会があって、
その日のうちに帰っておかないと間に合わないのです。
そろそろ飛行機が高度を下げ、着陸態勢に入りました。
さあ、長崎で仕事です。