2012年10月17日(水曜日)
10.17.帰りたくもあり、帰りたくなくもあり、初めての複雑
今日16日はドイツから日本に帰る日です。
昨夜の内に、あらかたの荷物は片付けたのですが、
いつものように、海外の旅行で一番緊張するのは、最後の帰る日です。
百回以上の海外出張で、
まだ一度も飛行機に乗り遅れたことはありませんが、
それでも緊張するのは「何事もなく、家に帰りたい。」の現われなのでしょう。
しかし、今回は違います。
「帰りたい」と、
「帰りたくない」「もっといたい」の気持ちが半々なのです。
帰りたくもあり、
帰りたくなくもあり、
複雑な気持ちです。こんなのは初めてです。
もっとここにいたいなんて思う旅なんて、本当に初めてかもしれません。
もう、ホテルを出発する時間です。
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ここから、飛行機の中で。
ミュンヘンからフランクフルトに飛び、さらに国際線に乗り換えて、
中部空港に飛ぶ飛行機の中です。
東向きに飛ぶ飛行機では絶対に寝なくてはいけないというのが鉄則です。
というよりも、自分がそうしているというだけですが、
夜が6時間くらいに短くなる飛行なので、
時間を惜しんで寝なければならないのです。
そう思って、
飛行機に乗ってからすぐの食事で随分アルコールを飲みました。
日本時間では10時を過ぎていても、ドイツ時間で言えば午後3時、
アルコールの力を借りないとやっぱり寝れません。
しかし、斜め後ろのビジネスマンらしき白人二人が、
やおらお喋りを始めて、
気になって眠れません。
しかも、声が低音なので耳栓をしても響いてくるのです。
眠らなければと周りのみんなは一生懸命なのに、
自分勝手な、マナーの悪いビジネスマンです。
でも、耳栓をしっかりと詰め直して、寝ましょう。
明日の朝、帰ったら、
予定では「時差調整」にしてありますが、
どうせ仕事はいっぱいあるでしょう。
なかったら、それはそれでびっくりで、最高ですが。