谷 好通コラム

2012年09月14日(金曜日)

9/14.宣伝効果その2、まとめと反省

【まとめ】
今回のTVCM短期集中+チラシの大量投下は
残念ながら効果らしい効果が見られなかったと結論する。

 

阿川佐和子さん起用のCMの出来自体は、
皆さんの好感度も高く非常に良かった。
しかし、
形ある物である商品の販売には
TVCMはいまだ非常に効果的であったとしても、
カーコーティングのような”サービス商品”には、
単発的なスポットCM投下は不適切であったと言わざるをいない。

 

新聞折り込みチラシも一定の効果はあったものの、
その費用対効果は高いとは言えず、
インターネット世代以外の人への補足的宣伝方法、あるいは
地域への認知度アップのため地道な活動と言えるかも知れない。
しかし、私どもの店舗の店長たちに言わせると、
「コーティングのチラシは、折り込んだその月だけでなく、
二三ヶ月にわたって、チラシを持ってこられるお客様がいる。
折込みチラシは、ぜひ、年に三回程度はやりたい。」と言う。
今後も慎重に続けていくとしたい。

 

予想はしたものの意外に効果が高いのは
「看板」だった。
これは一度の設置コストで、かなり長い期間の効果が期待できるので、
費用対効果が意外と高い。
「看板」に連動して店舗の「作業風景」も大切な要素。

 

「家族知人の紹介」は、
普段のお客様との「聞く」コミュニケーションと営業姿勢、
そして何よりも確かな技術、商品品質の維持が問われる。
ここが多いか少ないかで、その店の信用度、技術力が想像できる。
これこそ、コストゼロの宣伝効果であり、
ある意味もっとも大切であり、その店舗の力ともいえる。

 

しかしそれにしても、
圧倒的な来店動機を示したのはインターネットであった。
チラシがなければ関東では54%、中部でも42.4%。
スマートフォンが爆発的に普及しつつある現代。
インターネットはすでに告知宣伝の主役であることは間違いない。
効果のあるところに資本と労力を集中すべきは、広告の基本である。
今後はこのことを念頭にインターネットの充実と多機能化を推し進め、圧倒的なアクセスを得るべく多岐にわたる活動をしていくべきだろう。

 

 

【反省と今後のすべきこと】
確かに今は、
インターネット全盛であり、最も効果の高い宣伝媒体と言える。
少なくともカー・コーティングのようなサービス商品においては、
最も重要な宣伝媒体と言える。
しかしインターネットでアクセスが取れれば良いかと言えばそうではない。
店舗へのアクセスを一生懸命増やしても、
店舗情報の店や看板を見て、あるいは実際の店舗や看板を見て
ユーザーが「この店に行きたい、ここで施工してもらいたい。」
と思っていただかなければ、ビジネスとしてはまったく意味がない。

 

その店舗の情報を見て、
・その店舗が信頼できるかどうか、
・スタッフは技術的に安心できるのか、技術認定者の数。
・設備的にはちゃんとしているかどうか。
・店舗にはキーパーの看板がどれくらいあってどれくらい力を入れているのか。
(看板はどの店舗にするかを選択する際、意外大きな要素になっているようだ)

 

これらの情報が分かりやすいサイトにkeepercoating.jpに改造していくべきです。

 

大雑把に言って
インターネットを見て、調べてが約50%
店頭看板や店の様子を見て約20%
家族や知人からの紹介が約15%
その他の要因が15%
そしてチラシを折り込んだりすればプラス15%

 

そのすべてが、お互いに影響しあいながら、その役割を果たしている。
どれ一つもおろそかにしてはいけないのだろう。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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