2012年09月11日(火曜日)
9/11.また83歳の手術「やっぱり自転車に乗りたいもんね」
今、大府市の大きな病院で母が手術を受けています。
私たちはそれを待っているところです。
手術といっても命に係わるようなものではなく、
脊柱管狭窄といって、
83歳という加齢により、
腰の部分の脊柱管、つまり脊柱の神経が通っている穴が、狭窄、狭くなって、
5分ほど歩くと狭くなった穴に神経が触って痛くなるのですが、
その穴を少し削って広くし、
歩くと腰が痛くなるのを直すための手術です。
手術時間は1時間ほどの比較的簡単な手術と聞いています。
やってもやらなくても命に別状があるわけではありませんが、
「まだ自転車乗りたいもんね。」が、母のモチベーションとなって、
手術を受けることになったものです。
母は、日頃から食事の節制と運動を自ら厳しく行っていて、
事前の検査では、血液の量も十分で、血糖値も低く、骨の密度も十分と
83歳の年齢の割に、きわめて健康でした。
空腹にめっぽう弱いバカ息子とはえらい違いです。
先生いわく「手術を受けられない理由がお母さんには何もない」そうです。
すごいですね。
しかし、どうして母が、83歳にもなって
「まだ自転車乗りたいもんね。」と、
なぜ手術を受けてまで自転車にこだわるのかよく分かりません。
以前にも、足の血管が詰まって簡単な手術を受けた時も、
「自転車に乗りたいから」と言っていました。
母に聞くと、
「自転車に乗れんと、スーパーにも病院にも、家から遠いから、
ちょっとどっかに行こうと思っても、行けんからさ。」と言います。
母は、83歳になってまでも、
まだ自分で買い物にも行きたいし、全部自分でやりたいのです。
自立心の強い人だといえばそうなのでしょうが、
前回は手術といっても局部麻酔でしたが、
今回は全身麻酔で、前回とは違い本格的な手術には違いありません。
私は、83歳になってまで、
「まだ、自転車に乗りたいから」をモチベーションにして
手術を受ける母を本当に尊敬し、自慢です。
しかしなぜ私にはあんなに厳しいのかよく分かりませんが、
それでも、最近はずいぶん優しいことを言うようになって心配していましたが、
まだ、まだ、大丈夫なようです。
先日、四日くらい前でしょうか、
鹿児島市内に南九州トレーニングセンターの候補物件を見てきました。
残念ながらまだ決まりませんが、
鹿児島の桜島爆発による「灰」は、想像以上にひどく、
鹿児島の皆さんのご苦労がしのばれる日でした。
この日は、火山灰が鹿児島市内への方向ではなく東に流されています。
(写真で言えば向こう側)