谷 好通コラム

2012年09月10日(月曜日)

普段の継続した”力”になるための”きっかけ”

KeePer選手権は、
普段の継続した店舗の”力”を着けるための
”きっかけ”にしていただければ、その役割は果たせると考えています。

 

KeePer選手権そのものは、
各種のキーパーコーティングの施工台数を
ポイントにして競うシンプルな仕組みにしています。

 

ですから、その施工が、
直接お客様を対象としたものか、
外注業者として自店自社以外のお客様の車をお預かりしたものなのか、
いつもの通常の販売価格で施工したものか、
選手権期間中だけ特別な割引価格を企画して施工されたものなのか、
はたまた、自店のスタッフだけで成し得たものなのか、
他店からの応援スタッフを動員して施工した結果なのか、
色々な事情を考慮せずに、
シンプルに施工台数×ポイントだけで競う仕組みになっています。

 

選手権中に施工したコーティング全体の売り上げ金額も、
店舗の人数も、考慮に入れていません。
東京も、沖縄も、東北も、山陰も、大阪も、都市もローカルも、
消費者物価が安い地域も高い地域も
大会社も、個人企業も、
価格政策も、何もかも、すべてイコールとした条件を前提に、行います。
それぞれの店舗によって考え方や、
選手権の位置づけが違うのは当然のことであって、
主催する私どもは、
それによって何が悪い、良い、と評価するような立場にないからです。
だから、誰でも、どんな立場でも、
ひょっとして工夫と頑張り次第では、
全日本チャンピオンのチャンスがあります。

 

昨年の8月に全国チャンピオンになった㈲江戸屋燃料店会津坂下SSは、
人口1万数千人の町で、ごく普通の個人企業で、
今までコーティング実績のあまりなかったSSが、
選手権をきっかけに集中予約という手法で取り組み、
素晴らしい実績を上げ、突然全国優勝に輝いたのです。
一躍注目の的となった会津坂下SSから
全国のキーパープロシッョプが学び、
いまや集中予約の手法は
コーティングを立ち上げる一つのきっかけとして
有効な方法であると
全国に拡がったのです。

 

そんなこともあり、
色々考え、議論を重ねた上で、最もシンプルな形での開催が続いています。

 

ただひとつの約束事は、
絶対に商品品質を崩さないこと、
絶対に手を抜いたような施工をしないことです。
いかに施工台数を競う単純なシステムになっていて、
普段よりも多い台数を施工するとしても、
台数をこなせば、その仕上がりや、
商品としての品質を落としても良いとはまったく考えていません。
それでは選手権の意味はまったくありません。

 

選手権は一つの区切りであり、”きっかけ”です。
お客様が本当に喜んでいただける商品であるクリスタルキーパーなどを、
店舗の継続した提供商品として根付かせるために、
一つの”きっかけ”にしていただければ、選手権の意味があると考えています。

 

そのためにも、
施工の品質、商品の品質の維持は絶対条件なのです。

 

クリスタルキーパーは、1年毎のリピート施工が非常に多い商品です。
お客様がよくおっしゃる言葉で、
「1年間キレイで良かったから、またお願いね。」
とリピートの施工をされます。
ここがクリスタルキーパーなどKeePerコーティングのビジネスの原点です。

 

リピートを重ね、継続していただくことがコーティングビジネスの基本です。
お客様に喜んでいただき、継続してご利用いただくために
クリスタルキーパーをはじめとするKeePerコーティングは出来ています。
それにはケミカルの特性が十分に吟味され造られていることに加えて、
一台一台のお客様のお車に対して、
キチンと施工されることが絶対条件です。

 

キチンと施工技術を学んだ施工者が、正しい方法で施工すれば、
KeePerコーティング本来の性能が発揮され、
お客様に継続していただけることは多くの施工店で実証されています。

 

KeePer選手権をきっかけに、
正しくKeePerコーティングが多くのお客様に提供され、
それが、毎年、多くのリピートのお客様に加え、
新しいお客様が加わっていくことによって、
毎年、毎年、施工台数が着実に増えて行きます。

 

KeePer選手権が、その一つのきっかけになれば
その役目を果たすことになるはずです。

 

今年もいっぱいのドラマがありました。
今日は仙台に、最後の最後に微差で逆転されましたが
全国二位に輝いたカメイ㈱D.D.多賀城店さんに行ってきました。

 

ここは、すでに何度か全国入賞していますが、
毎年、着実にポイントを伸ばしており、
クリスタルキーパーのリピート率は実に80%を越しているそうです。
正確かつ丁寧、と同時に手際良い”早い”施工が実践されている証です。
商品品質と同時に時間品質が高レベルで実現されている証です。

 

それゆえに選手権以外の月も、毎月、
すでに150万ラインを突破して200万ラインに届く勢いであり、
KeePer選手権は一つのきっかけであったと同時に、
今では一つの区切りであり、
お客様が喜んでくれる年中行事の一つになっているようです。

 

KeePer選手権全国2位の”盾”を、
安田店長をはじめ皆さんに持っていただき、写真を撮ってきました。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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