谷 好通コラム

2012年09月02日(日曜日)

柿田川の水は美しいが、くたびれる。四日目の挫折

昨日、
新潟に行くために中部空港から新潟空港へ飛んだ。
この路線はボンバルディアDHC8というプロペラ機なので、
いつもは中部空港の端のほうに駐機しているのだが、
この日は、めずらしくボーディングブリッジのあるビル近くに停まっていた。
だから初めて上からボンバルディアDHC8を見られたので、思わずシャッター。
この角度で見るとなかなかまとまっていてきれいな機体だ。

 

 

しかし、この機は乗降口が低いので地上からの乗り降りになるので、
私たちも一度ビルの下に降りて、わざわざバスで100mを移動して乗り込む。
地上の高さから空港を見ると、低い部類のジェット機B737が意外と背が高く、
空には夏空が広がっていた。

 

 

一昨日、
鳥取からの列車、乗った時にはもう外は真っ暗だったので、
せっかく初めて乗った路線なのに外の風景がまったく見えないのは残念だった。
しかしひょっとして写るかもしれないと思って、
感度を上げて
窓ガラスにカメラのレンズをくっつけ気味に撮ったら
偶然だが、
不思議な写真が一枚撮れた。

 

レンズの丸みの部分だけ、
肉眼ではほとんど見えない外の夜景が
ぼんやり撮れて、
レンズの影の周りは車内の様子がわりとキチンと撮れている。
不思議な絵だ。

 

 

今日は、
いつもSUPER GTでお世話になっている
小河諒君が出場しているFCJ(フォーミュラチャレンジジャパン)のレースを、
富士スピードウェーに見に行った。
厳密にイコールコンディションを保つために
信じられないようなルールで固められたFCJは、
純粋にドライバーの「腕」を試されるシビアなレースだ。

 

 

小河諒選手。
センスはいいのだがちょっと優しすぎるのが玉に傷と言われている。
とってもいい男です。

 

 

レース自体は毎周何かが起こって順位が変わるデッドヒートであったが、
小河選手は残念ながら二度にわたる他車との接触で大きく遅れ、
(あえてぶつけられたとは言わない)
17台中14位とふるわなかった。・・・まだ先がある。

 

 

柿田川は富士山からの湧き水だけで出来ている不思議な川だ。
富士山に降った雪が溶けて、地中に沁み込み、
何百年もかかって富士山の裾野である三島の柿田川に湧き出てくる。
だから何百年もかかってろ過されてきたことになので、
その透明度は半端ではなく、そのまま飲料水として飲めるくらいだ。
柿田川全体が天然記念物として指定されているので、
その周囲は自然がそのままで、青虫も元気に草をほおばっていました。

 

 

しかし、自然を保存してあるということは、
その柿田川の様子を展望できるところまで歩くのが大変で、
すっかりくたびれ、
今日も家に帰って、明日また東京に日帰り出張をするつもりだったが、
結局、家族だけ新幹線で帰して
私は三島駅の脇にある東横インに泊まってしまった。

 

6連続スーパー日帰りウィークの4日目で、挫折ですが、
明日は東京、あさっては鹿児島でスーパー日帰りウィーク、一応、終わりです。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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