2012年08月05日(日曜日)
下り線/三ケ日ジャンクションを軸に30km渋滞
富士スピードウェーからの帰り、激しい渋滞の中にいる。
渋滞の直接的な原因は「事故」らしいが、
いずれにしても、
新東名と東名高速の合流地点三ケ日ジャンクションの合流渋滞が
もともとの原因ではないだろうか。
伊勢湾岸道が川越まで出来て、新名神が亀山まで出来た時、
その間の亀山と四日市、川越が土日になると慢性的な激しい渋滞が出来た。
それと同じように新東名が出来たとたんに下りで三ケ日、上りでは御殿場、
二本の高速道路が一本に合流する地点では、
土日など休日に常に激しい渋滞が出来上がる。
これでは何のために新しい高速道路を作ったのかわからない。
新しい高速が全線開通すれば合流渋滞はなくなるのだろうが、
それは何年も先だ。
日本全体の自動車保有台数はここ十年以上横ばいなのに、
新しい高速道路が中途半端に開通すると、
新旧の合流時点で大渋滞が必ず発生するのは、
どういうメカニズムなんだろうか。
色々ひねくり回して考えるが、いまいち、よく分からない。
いずれにしても、
財政としてこれ以上高速道路を作る余裕は日本にはないので、
中途半端に完成区間が出来てしまった高速だけでも、
過剰なスペックなど捨て去って
スペックダウンして、さっさと作って、
通行量が期待できない高速道路計画はいったん、
10年スパンで中止して、
作りかけの道路をサッサと作ってしまった方がいい。
そうした方がみんなうまく行くような気がする。
もうあり得ない日本全体の通行量の増加が前提の
高速道路計画そのものを、
根本的に考え直す時期が来ているように思えてならない。
朝、名古屋を出て御殿場に向かう東名高速は、
今まで見たことがないくらい空いていた。
このガラガラの裏返しが、
夜の激しい合流渋滞なのだろう。
3km位一台も前を車が走っていない状態の後、
やっと前を走る車たちに追いついた。