2012年07月30日(月曜日)
仙台SUGO戦 8位→4位→2位→6位
今日は、仙台のSUGOサーキットで、
スーパーGT第4戦の決勝でした。
昨日の予選で、一次予選が15台中8位。
二次予選であるスーパーラップに出場(10台)した。
我が#35 「KeePer Kraft SC430」は、
スーパーラップで、なんと4位のタイムを出し、
決勝のスターティンググリッド2列目に並んだのです。
こんなに前のほうに並んだのは、
私たちが関わりあってから初めてのこと。
暑い夏のレースは何があるか判らないので、
これは最低でも表彰台と、みんなの期待が膨らむ。
仙台SUGOサーキットは、
歴代、ホンダHSVが強いサーキットであったのだが、
今年はグリッドの前の方をトヨタSC430が多数を占めている。
開発のサイクルが、今年のこのタイミングではSC430に合ったのだろう。
しかも、同じSC430の#6「ENEOS SUSTINA SC430」がトップにいる。
レースはスタート直後の第1コーナーであった。
前を行くMOTUL GT-Rと、CALSONIC GT-Rが接触して、
2台ともリタイアしてしまったのだ。
#35KeePer Kraft SC430は接触した2台の間をたくみにすり抜けて、
やおら2位にジャンプアップ。
トップが、#6 ENEOS SUSTINA SC430。
それを追う2位が#35 KeePer Kraft SC430。
我々にとっては信じられないほど絵になるシーンだ。
その後、タイヤが厳しくなってきた#35KeePer Kraft SC430は、
周回遅れのGT300クラスの車をクリアするのに長けたベテラン勢が、
後ろから、若い#35のアンドレア・カルダレッリを厳しい追い上げ、
残念ながらじりじりと順位を下げた。
半分を過ぎる前にタイヤを使いきってしまったので、
予定よりも少し早すぎるピットインで
国本選手にドライバー交代。タイヤを四本交換。給油。
国本選手もいい走りを見せ、
ベテラン勢にまったく引けを取らないドライビング振りだが、
その後、いろいろな事があってやはり、じりっと順位を下げて
最終的に6位でゴールした。
それでも、
昨年から数えて12レース目での#35最高順位でのゴールです。
今年から両方とも21歳という若いドライバーになって、
最初はつまらぬ事故を起こしたりのトラブルで
なかなか一桁の順位にもなれなかったが、
ここでやっと勝負できるレベルになってきたようです。
クラフトレーシング社長の橋本さんや、飯田章監督に言わせると、
まだGT300クラスの周回遅れを抜くのに手間取っていて、
ベテラン勢にスキを着かれているようで、
まだまだ、GT500クラスへの慣れが必要のようだ。
しかしそこにまだ改善点があるのならば、
今後どんどん慣れていくはずなので、
今後もっともっと上位を狙えるということでもあります。
車の状態も良くなってきて、
ドライバーの慣熟も重なってきて、
タイヤの性能も間違いなく向上している。
これから続く、鈴鹿1000km戦、もてぎ戦、富士戦、オートポリス戦と、
楽しみが増えてきそうです。
しかし今年の仙台戦は、今までになく暑く。
私たちのいるテントの中は、熱気がこもって、
外の気温32℃がずいぶん涼しく感じられるほどで、
暑がりの私はずっと汗だくでした。
しかし、福山、愛知、関東、札幌のKeePerLABOのみんなは、
それどころではなく暑い中を頑張っているのだから、
私なんかが「暑い、暑い、」を連発するのは、けしからんのです。
明日の私の予定は休暇にしてあるので、
みんなの顔を見に行きたいなと思っています。
レース直前のピットウォークの時間
さすがスーパーGT、ものすごい人たちです。
アンドレア・カルダレッリ選手
国本雄資選手とキーパーエンジェルス、リーダー桃川さん
長瀬さん?
スタートほぼ直後。
ただいま2位。
上の写真の拡大。
1位が、#6「ENEOS SUSTINA SC430」
2位が、#35「KeePer Kraft SC430」
同じ1,2の順位で周回遅れのGT300クラスを抜き始める。
緊迫のピットイン、4シーン。
一番前の女性、初代仙台営業所所長、遠藤さんとその息子さん。懐かしい。