2012年03月24日(土曜日)
今日一日中原稿書きの妄想
今日は本社事務所で、丸一日中、原稿書き。
土曜日は訪問客も無く、他に仕事をしようにもほとんど誰もいないので、
原稿書きに没頭できる。
しかも土曜日が日曜日と違うのは、
誰かデザイナーさんが出ているので、
原稿がパワーポイントの場合でも、
欲しい素材がその場で頼めるので最高です。
何不自由なく原稿書きに没頭できる土曜日は、私にとって貴重な時間なのです。
今日も予想以上にたくさんの原稿が書けました。
私が二年半後に、今の仕事の第一線から退いたら、
たぶん、こんな時間がいっぱい手に入るのだろう。
そうなったら何を書こうか。
死ぬまでに一度でいいから小説も書いてみたい。
私には文才はまったく無いが、字の数だけはたいていの人よりは多く書いているので
書くこと自体は何の苦でもない。むしろ楽しい。
それに、頭がボーっとしている分だけ空想力もけっこうあるので、
変わった文章が書けるかもしれない。
売るための小説でもなく、誰かに読んでもらうための小説でもなく、
自分のためだけの小説だから、誰に気を使うことなく思うがままに書ければ
ひょっとしたら自分が気がついていない深層の欲望や、
気付かぬまま自分が抑えているだろう何かへの羨望も見つけられるかもしれない。
人は、人との関わりの中で、
人の気持ちが解るようになって、それが思いやりとか、優しさになるのだろうが、
その反面、人との関わりの中で自然に自分を押さえ込むか曲げてしまうこともある。
それを開放するには、一人でこもって、
文を書き続けるのが意外と効果的なような気がする。
それも、誰にも見せない自分のためだけの文章を書くのが効果的なような気がする。
そんなことをふと考えた今日の原稿書き没頭の日でした。