2012年03月09日(金曜日)
2994.きちんとしているってすごいことだ
今日は重要な研究開発のための一日。
このプロジェクトはもう二年がかりになる。
一瞬のひらめきから始まったこの研究プロジェクトは忍耐の一文字であったが、
やっと重大な局面を迎えていて、今が勝負どころである。
今日つくづく思ったことは、
何でもきちんと整理して、まとめておかなくてはならないことだ。
私の会社がいくら捜してもなかった資料が、
きちんとしている会社の人が自分のパソコンから意図も簡単に出してくれて、
とても恥ずかしい思いをした。
この会社が成長を続けていて、
どんどん人も、やることも増えて、
いつも混乱状態のような雰囲気が続いているのは、
忙しさにかまけて、整理する事をサボっているだけと痛感する。
ある時点を過ぎても、同じように混乱しているのは、
私自身の能力なのだろう。
私は昔から整理整頓が苦手で、いつも親から叱られていた。
すでに還暦を間近にしてもまだ同じように整理下手では、
親父が生きていたら「お前はいつまで経ってもダメだな。」とうんざり顔をするだろう。
ひょっとしたら、この部分が自分に感じているコンプレックスの原点かもしれない。
きちんとしている人を見ると、本当にすごいなと思う。
このままではいかんなー。
ほんとうにいかんなー。
夜7時過ぎに事務所に帰ってきて、二つの打ち合わせを済ませ、
もう夜10時を過ぎようとしているのに、
事務所のスタッフたちは、ほとんどがまだ帰れないでいた。
仕事が立て込んでいて、みんな一生懸命仕事をしているのだ。
もっと、私達がきちんとしていて、スムーズに仕事が出来るようにしてあれば、
こんなにみんなが大変な目をしなくても済むのだろう。
ほんとにいかんなー。