谷 好通コラム

2012年03月08日(木曜日)

2993.赤鼻のいない米子日帰りはきつい。

山陰の鳥取県米子市でのキーパープロシッョプ研修会のため、
ただいま、名古屋駅から岡山への新幹線の中。
名古屋からは新幹線で岡山まで行って、
岡山から車で米子へ走るのが一番速い方法のようだ。

 

何年か前までは、
中日本エアーライン(NAL)が、
小牧⇔米子の路線を「フォッカー50(オランダ製)」で結んでいたが、
NALが経営不振でANAに吸収合併されてから、この路線は廃止されてしまった。
NALは、小牧空港を基点に
米子、高松、富山、福島の定期路線を飛ばしていたが、
いずれもローカルでありビジネス客は少なく、観光客も多くなかった。
飛行距離も中途半端で、特に富山便は、
空港へのアクセスや待ち時間も考えれば、
車で高速道路を行くのと時間が変わらず、複数人数ならば確実に車のほうが安く、
乗機率はいずれの便も高くなかった。
私はあの飛行機が大好きで、
米子、高松、富山、福島、いずれの便も乗ったことがある。
全国を回り始めた頃によく使った赤鼻のフォッカー50は、
今はもう飛んでいないが、
私の原点のような懐かしさを感じる。
今は、せっかく米子に行くとなっても、新幹線と車を使わざるを得ないのは寂しい。

 

 

今回のキーパープロショップ研修会は、
昨年の10月末から11月いっぱいで19回開催し、
降雪地域で今年の2月下旬から今日までに5回開催して、
米子会場が、計24回のすべてが終わる最後の開催です。
キーパープロショップも
今現在2,115店舗の登録があり、
研修会にはほぼすべてのプロショップさんが参加されるので、
とても、以前のように
関東、中部、北海道、東北、関西、中国四国、九州でそれぞれ一回ずつ
とは行かないようになって、
とうとう24開催で、
各会場とも100名近い参加者を数えるようになっている。
本当に体力勝負の様相を呈していて、今後これを、どう有効に開いて行くか、
考えどころである。

 

・・・・・・
・・・・・・
ここから、米子での研修会が終わって、
岡山から名古屋へ向かう新幹線の中で書く。

 

今日も会場には84名もの方々に集まっていただいた。
今回はプロショップさんのメンバーではないが、
研修会にぜひ参加してみたいという方も多くおられて、
今後、山陰がいよいよ盛り上がっていくことを予感させる開催であった。

 

やりがいのある仕事が出来る幸せを噛みしめる。

 

何はともあれ、やっと、終わった。
研修会ツアーは、それを専門にやるわけではなく、
普段とまったく変わらない業務を行ないつつ、予定をかなり切り詰めて、
私に、畠中常務、鈴置常務が交代で着いて回るので、
本当にみんな、とてもきついスケジュールなのです。

 

でも、やっと、終わりました。
一つ一つの会場が強い思い出になる24回の研修会でした。
畠中常務、鈴置常務、全国のみんな、ご苦労様でした。

 

 

会場駐車場から見えた米子城址。

 

 

米子は「大山(だいせん)」が目の当たりに見える素敵な町なのです。
でも、今日は市内からはモヤがかかってボヤっとしか見えませんでした。

 

 

しかし、高速「米子道」を岡山に向かって走ると、
だんだん大山がはっきり見えてきました。ワクワクです。

 

 

米子道を行く。

 

 

それにしても名古屋→米子は、新幹線1時間40分。車で約2時間。
これを日帰りで往復すると、なかなかきつい。
片道50分で小牧⇔米子ほ繋いでいた「赤鼻」がいない旅は、
なかなかきついものであった。
「赤鼻」にもう一度乗りたい。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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