2011年12月02日(金曜日)
2926.あさって、私の最後のレースになるか
今週の日曜日、12月4日
私の最後のレースが岡山国際サーキットであります。
10年以上前にレーシングカートから始まり、
美祢サーキットで現常務の畠中くんからN仕様のレビンAE111を中古で買って、
今のゴルフGTIカップに行き着き、
何度ももっと速い車に乗りたいと思いつつも、
ゴルフⅤで5年、5シーズンをそのまま戦ってしまいました。
今でも、私に乗れるもっと速い車があれば、
それに一度乗って、戦って見たいという心の中の誘惑はあります。
今のゴルフⅤは、200馬力+αで、
車重は1,400kg以上あります。
パワーウェイトレシオは決して大きい方ではありませんが、
銘伯COXのコンプリートで、なかなかの戦闘力を持っています。
ストレートの長い富士スピードウェーでは、楽に200km以上は出ます。
タイム的にもレースカー仕様のビッツやマーチあたりには全く負けません。
しかも、それでいてナンバー付きであり、
レースで走るコストは、レースの常識では考えられないほど安く済み、
消耗品はほぼSタイヤとブレーキパッドのみ、
1年5レースでも1シーズン100万円もかからないのです。
(1番かかるのはレース前夜などの酒の飲み代か)
ダブルクラッチDSGで完全な2ペダルで、左足が弱い私にはぴったりでした。
何度かは2位に入賞したことはありますが、
1位で勝ったことがまだ一度もありません。
それが唯一心残りですが、
前回のレースで本当に限界を感じたのです。
その初めて走る千葉県の袖ヶ浦サーキットは、
一周2.4kmあまりの比較的小さなサーキットですが、
コーナーが続き、Gから開放される所があまりないコースで15周走りました。
レースの最初の頃はともかく、
後半はくたびれてしまってミスばかり続き、遅れ、
後ろから追ってくるライバルにもうちょっと抜かれる寸前だったのです。
何か大きなミスを犯して遅れるのならまだ良かったのですが、
あの時は、完全に体力と集中力が続かず、限界点が下がって遅れたのです。
動体視力もかなり落ちているはずです。
最後にもっと速い車に乗って、
その上でスパッとレースをやめるということもずいぶん考えました。
しかし、11月のキーパープロショップ研修会のハードスケジュールで
かなりコントロールをしたのですが、いつも以上の疲労感を持ち、
とにかく無茶をやると必ず反動をくらって、へたるようになってしまった自分が、
もうそろそろ潮時だと言っています。
と、ここまでが、
あさってのレースを私の最後にするという理由です。
というより弱気の言い訳です。
私の中の大半の気持ちは「終わりにしよう」ですが、
「くそったれ」の気持ちも何十パーセントは残っているので、
まだ確定的には分かりません。
とりあえず、あさってのレースで「ビリ」になったら潔く終わりにします。
でも入賞したら、もう一度考えます。
入賞、つまり3位と言っても、
同じゴルフⅤクラスで走るのは4台しかいないので、
一台でも自分の後ろにいたら、もう一度考えます。
しかし、先日の富士スピードウェーでのイベントで、
足が冷え、しかもかなり歩いたので、パンクしてしまいました。
歩くだけでかなりの痛みが走り、
ゆっくりと短い距離しか歩けなくなっていて、
この状態できちんとした走りが出来るかどうか、あまり自信はないのですが、
とりあえず、真剣に、掛け値なしの全力で、
たぶん終わりになるであろうレースを走ります。
明日は練習日、雨が降りそうですが、
雨のレースのほうが好きなので、ひょっとしたら速く走れるかもしれません。
今日のうちにみんな岡山に行っていますが、
私は、申し訳ないのですが、
明日の朝新幹線に乗って岡山に行き、
みんなが用意してくれた№26ゴルフで、昼からの練習に乗ることにしました。
体力温存、少しでも足の回復をはかり、
本当の終わりにならないように、とりあえず、がんばりたいと思います。
全国のキーパープロショップをはじめ、
施行店さんたちが真剣に仕事をされている中、
申し訳ありませんが、明日とあさって、大好きなレースで遊ばせてもらいます。